NCT高校！ (ページ6)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:13,167 hit

6 ページ6

.

「......ヒェッ！！！」

こいつら、あのときのヤンキー達！！

「お、マネージャーなってくれるんだ、ありがと」

「は？なりませんから」

なるとか一言も言ってな.......

って、え？？？
まさかこいつらバスケ部？！

唖然としてる間に彼らはズカズカと体育館に入っていった。

〈先輩、こんちは！！〉

〈ちわーっす！！〉

2人を見るやいなや、一斉に挨拶し出す1年生。多分2人は2年なのだろう。

「おいお前らまた遅刻かよ、ちゃんと練習出てこいよ」

「さーせーん」

「ごめんなさぁい」

うっわ、どこまでも不良だな！！

3年生の先輩にもあんな態度なんて、、

HY「Aちゃん、大丈夫？」

「ん？あ、アハハ！！全然だいじょぶ！」

うう、早くここから立ち去りたい、、

「ハユンちゃん、次行かない！？」

HY「あ、うん！」

「どこ行く？」

HY「んー、文化部も見に行きたいかも」

「おっけい！いこう！」

「はー、見学楽しかったね」

HY「だね、ほぼ全部見たかな？」

ジェミンの弓道着姿も見れたし、満足満足！

「あのー、すみません」

「あ、はい？」

「ダンス部の者なんですけど、見に来ませんか？」

「あ、そういえば行ってなかったね」

「行ってみよっか」

「わあ、ぜひ！こっちです！」

ダンス部の方に着いていくと、3階のダンス室に着いた。

「こちらです」

ダンス部の人がドアを開けると、

「....ん？」

てっきりたっくさん部員がいるのかと思ったら、中にいたのはたったの3人だった。

「他の方は居ないんですか？」

「...あの、大変申し上げにくいんですけど、うちは部員4人で廃部の危機で、、」

「あ！！！もしかして新入部員さん？！」

部屋の中にいた1人が、私を見るやいなや超特急で走ってきた。

「いやえっと、見学で、、」

「あー、見学なんですね、そっか、、」

その人は見学と聞いた瞬間にあからさまに悲しそうな表情を浮かべた。

「どーせ、うちみたいな廃部寸前のダンス部なんて入らないですよね.....あと1人、あと1人だけ入部してくれたら、廃部の危機は逃れられるんだけどな....」

「......あの、私、入部しましょうか、？」

HY「Aちゃん、」

「え！！！ほんとに！！！！」

うっ、さっきのが嘘みたいに凄い勢い、、
でも一応ちっちゃい時ダンスしてたし、悪くないかも。

「じゃあ早速これに名前を____」

ちらっとハユンちゃんを見ると、両手を合わせてごめんねのポーズをしていたので、大丈夫だよ、と親指を立てた。