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「....はぁぁー...」
「ちょっとーそんなデカいため息つかなくても良くね？」
「傷つくなぁ俺たち」
「何しに来たんですか」
「んー？ちょっくらデートの邪魔しに♡」
「邪魔って....どっか行ってください」
「いやだ♡」
「語尾にハートはキモいんでやめてください」
「き、きも...ﾊﾞﾀｯ」
「おい！大丈夫か？！」
何この茶番。てかマーク君さっきから固まってるし。
「ごめんねマーク君、この人たち名前も知らないのになんか絡んでくるの」
MK「そうなんだ...大変だね」
本気で気の毒そうな顔をしていて私まで後ろめたい気分になった。
「とにかく、帰ってくださいよモブ1モブ2」
「ひっどいな、俺ヘンドリー、こっちはヤンヤン！まったく！」
いやこっちがまったくだわ！
MK「......あのっ、正直若干、邪魔しないでください！僕はAさんと二人でいたいんです！」
マーク君、、！ 意外と男前なとこあるじゃん！
茹でダコになってるけど！
HR「ふーーん分かったよ、帰りますよ」
YY「ちぇ、面白くねーの」
はぁ、やっとどっかいった...って、
「だいじょぶマーク君？！」
全身真っ赤に染まったマーク君がフラフラと椅子に座り込んだ。
MK「は、ハハハハ、、」
「どうしよ...あ、お水飲んで！」
空のコップに水を注ぐと、マーク君は一気に飲み干してしまった。
MK「すいませ、Aさん...か、カッコ悪かったですよね」
「いやいや、そんなことない！あの不良みたいな2人追い払ってくれたのはマーク君じゃん、男前だったよ！」
MK「お、お、男前.....」
ガタンッ
「マーク君！！！！」
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年4月25日 20時
