. ページ10
「そういうとこ？」
「もー、とにかく、あんたには魅力があるってことでしょ」
いちいち言わせないでよ、とリンはそっぽを向いた。
「え、そうかな、そうなのかな」
リン「そうだよ、だからもっと自分に自信もちな？」
リンはいつも、ストレートに言葉を伝えてくれる。
ストレートすぎる時だってあるけど、私の救いになる時だってある。
「ありがと、リン。リンに打ち明けてよかった」
リンはふふ、と笑ったのと同時に、
リン「よし、じゃあチソンアの連絡先も聞いといて！」
と、元気よく言うのをみて、まったくほんとにこの人は、と思った。
リン「......ねえ、A、」
「...............リン、元気だして」
リンは来月あるドリムのコンサートのチケットに応募していた。私の分まで取ってくれるとの事だった、んだけど。
リン「ねえ私、何を生きがいにすればいい？」
「ちょっと、死のうとしないでよ」
リン「してないわ！、、、でも泣く」
見事に落選した私達は、帰ったらライブDVDでも見よう、ということになった。
あ、私はと言うと、電話した日以来の2週間、これといって特に何も無かった。
強いて言えば、おとといジェミンから、特製キムチチゲ！というコメントとともにヘチャンさんがキムチチゲを頬張っている写真が送られてきたぐらい。
きっとコンサートの準備諸々で忙しいんだろうな、と思う。
それを邪魔する訳にはいかないので、私からは極力連絡しないようにしている。
そうして一日が過ぎようとしていたその時、突然ジェミンからカトクが来た。
ナナコンサートのチケット取ってくれた?ﾊｰﾄ
うーん、最後のハートがすごい気になるな、と思いつつ返事を打つ。
Aリンも私も取れなかったよ、、
ナナあのさ
ナナ2人には特等席用意したんだけど、それじゃだめかな?
「ええ？！？！！？」
それって、私達だけ特別な席ってこと？！
だめどころか、嬉しすぎて舞い上がりそう。
ほんとにいいのだろうかと思いながら、
Aほんとに?!すっごく嬉しい!!ありがとう!
と精一杯の気持ちで返事をした。
ナナ喜んでくれて良かった!
ナナAだけは、特別だよ
今日のナナさん、甘すぎないですか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 555人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます(TT)テストが終わり次第たくさん更新するので、ご覧いただけたら嬉しいですm(_ _)m (2021年5月19日 5時) (
レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 読ませていただきました！続きが気になりました！ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 市民さん» そう言って頂けてすごく嬉しいです(*^^*)更新がんばります!! (2021年5月1日 7時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
市民 - きゅんきゅんします！！更新楽しみにしています！ (2021年4月30日 11時) (レス) id: faea0dc128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 017さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます...！！頑張ります！( .. ) (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆう | 作成日時：2021年4月24日 22時
