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｢あ、Aさん、このダンボールあっちに運んでくれる？｣
｢了解です｣
文化祭まであと1週間。
準備は着々と進んでいた。
｢うっ、｣
2つ積み重なったダンボールを持ち上げると、想像以上に重かった。
でも2回運ぶ方が面倒だし、とそのまま運ぼうとすると、
｢Aさん、大丈夫？｣
｢ジェヒョンくん、｣
俺が持つよ、そう言ってダンボールを2つとも抱えた。
｢あ、1つは持つよ！｣
ジェヒョン｢だめだよ、女の子にこんな重いもん持たせられない｣
｢あ、ありがとう｣
ジェヒョン君はすっごい人気者で、いつも彼の周りには人がいて。
なんとなく近寄りがたいイメージであまり話したことがなかったけど、こんな優しい人だったんだな、と思った。
講義室で装飾を準備していると、ダンボールを運んでくれたジェヒョン君が戻ってきた。
｢あ、ジェヒョン君、ありがとう｣
ジェヒョン｢はい、これどーぞ｣
ジェヒョン君は微笑むと、私にミネラルウォーターの缶をひとつ渡した。
｢そんな、ほんとにありがとう｣
ジェヒョン｢いえいえ、気にしないで｣
そう言って笑った時のえくぼが印象的だった。
ジェヒョン｢Aさんは、文化祭何か出たりするの？｣
｢ううん、私は見る専｣
ジェヒョン｢そっか｣
｢ジェヒョン君は何か出るの？｣
ジェヒョン｢サークルの奴らとダンス踊るよ｣
｢え、ほんと！ダンスか、凄いな〜｣
ジェヒョン｢Aさん、絶対見ててよ｣
くいと口角を上げ、目を細めてこちらを見る姿に、彼が皆から人気な理由が詰め込まれている気がした。
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ゆう(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます(TT)テストが終わり次第たくさん更新するので、ご覧いただけたら嬉しいですm(_ _)m (2021年5月19日 5時) (
レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 読ませていただきました！続きが気になりました！ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 市民さん» そう言って頂けてすごく嬉しいです(*^^*)更新がんばります!! (2021年5月1日 7時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
市民 - きゅんきゅんします！！更新楽しみにしています！ (2021年4月30日 11時) (レス) id: faea0dc128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 017さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます...！！頑張ります！( .. ) (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年4月24日 22時
