HC side ページ21
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「あれ、ジェミナとAは？」
いつの間にか2人がいなくなってて、不思議に思うのと同時に少し嫌な予感がした。
チョンロ「わかんない〜」
そう言いながらも皆ニヤニヤしてて、まずいと思って部屋を飛び出した。
ジェミナの部屋の近くに来ると声がして、咄嗟に息を殺す。
「A、好きです」
ジェミナの声だ。今確かに、好きですって。
告白、しちゃったんだ。
はは、何やってんだろ俺。2人が両思いだってことはとっくに知ってたのに。
これ以上何も聞きたくなくて、リビングにとぼとぼ戻った。
俺が初めてAを見た時、そう、あれは確かライブのときだったな。
Aが途中でぶっ倒れて、ジェノが舞台裏まで運んでたっけ。そんであんとき、ジェノの紳士な対応ってすごい話題になってたっけな。
そのときはAのこと知らなくて、ジェノすげーとしか思ってなかったけど。
そんでその後Aを初めて見た時、ジェミナが惚れる理由がわかったなと思った。
芸能界には顔の整ってる人間は腐るほどいる中、彼女の何かに惹かれた。
笑顔が人懐っこくて、肌は後ろ側が透けそうなぐらい透き通ってて、なんとも言いようのない魅力が彼女にはあった。
外見もだけど、知れば知るほど、内側からの美しさってもんがあるんだな、なんてことを思ったりもした。
気づいたら、好きになってた。
ダメだってことくらい分かってる。
いずれジェミナのものになるって。
でも、俺はあの子が欲しかった。
たった数回しか会ったことないし、無駄なことなのかもしれないけど、少しでも俺で困って欲しい。
そんなこと思ってたけど、もう終わりなのかな。
しばらくすると、2人は戻ってきた。
Aの首には、さっきまではつけてなかったネックレスが光ってるのに気づいた。
ロンジュン「おー、きたきた」
チョンロ「ヌナぁー何してたのぉー」
ジェミン「みんな何ニヤニヤしてんの」
ジェミンは妙に笑ってそう言った。
ロンジュン「ジェミンさんよ、Aの首のそれは一体なんですか！」
そーだそーだとみんながヤジを飛ばす。
ジェミン「これはただ友達としてだから。とにかく付き合ってないよ」
ジェノ「......え？ほんと？」
ジェミン「うん、ほんと」
チョンロ「なーんだ、期待したのに」
まてまて、どういう事だよ。
さっき告ってたのに？
まさか、A振ったのか？
とにかく、それなら俺、もう手加減しないよ？
〈HCside end〉
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ゆう(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます(TT)テストが終わり次第たくさん更新するので、ご覧いただけたら嬉しいですm(_ _)m (2021年5月19日 5時) (
レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 読ませていただきました！続きが気になりました！ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 市民さん» そう言って頂けてすごく嬉しいです(*^^*)更新がんばります!! (2021年5月1日 7時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
市民 - きゅんきゅんします！！更新楽しみにしています！ (2021年4月30日 11時) (レス) id: faea0dc128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 017さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます...！！頑張ります！( .. ) (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年4月24日 22時
