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「んー、おいしいっ！」
ふわっふわのお布団が沢山重なってるみたいなパンケーキに、生クリームと紫色のベリーソースをたっぷり。
大の甘党である私は、中学からの大親友のリンとオシャレな海辺のカフェにやってきた。
リン「そんな糖分と脂肪の塊食べてもなんで太らないわけ？」
「人聞き悪いな、私はジムにもヨガにも通ってるんでー」
下唇をウーっと出して挑発する。
リン「ぷっ、あんた黙ってりゃ美少女なのにそんなだから彼氏出来ないのよ」
その言葉にパンケーキを喉に詰まらせた。
「ゲホゲホッ、余計なお世話です、！」
リン「大事な忠告だよこれは」
とリンはすました顔でシーザーサラダを頬張った。
「ってか、ここまで来てサラダかよ」
リン「なによ、悪い？彼氏持ちの女は違うんでね」
「うっ、」
りんのその言葉には反論出来なかった。
でも、私だって、私だって彼氏ぐらい、、！
とムキになってパンケーキを大口で食べる。
リン「でも、男はいっぱい食べる子の方が案外好きかもよ」
「そんなの人によるでしょ」
リン「まあそうかもね」
なんて他愛もない話をしていると、いつの間にか皿の上は空になっていた。
せっかくだしショッピングして帰ろう、というリンの提案で、近くのデパートに。
「あ、私リップ買わないと」
リン「あー、あのお気に入りのやつ？」
「そーそー、こないだ折れちゃって」
コスメのコーナーはだいたい回ってみたものの、お気に入りのリップは売っていなかった。
諦めて違うの買うか、と思っていると
リン「ねえA見て！これ私が持ってるやつ！」
「....わぁ、めっちゃかわいい！」
それは、とあるコスメブランドと、NCTDREAMというリンがハマってるアイドルグループのコラボ商品のようだった。
リン「A白いしこれ似合いそう」
リンが手に取ったのは、明るめの真っ赤な色。
「じゃあこれ買おっかな」
私もその色が気に入って、レジへ早速持っていった。
〈只今プラス300円で名前入りも出来ますが、どうされますか？〉
へ〜そんなのあるんだ、300円くらいならと思い、じゃあそれお願いします、と伝えた。
リン「いやー、買った買った」
満足そうな笑みを浮かべるリン、と私。
デパートを出た道で早速リップを開けると、金色の筆記体で名前が入っていた。
かわいーなんて見とれていると、
リン「あっAあぶないっ！」
角でそれはもう勢いよく誰かとぶつかった。
？「すいません、！怪我ないですか？」
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ゆう(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます(TT)テストが終わり次第たくさん更新するので、ご覧いただけたら嬉しいですm(_ _)m (2021年5月19日 5時) (
レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 読ませていただきました！続きが気になりました！ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 市民さん» そう言って頂けてすごく嬉しいです(*^^*)更新がんばります!! (2021年5月1日 7時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
市民 - きゅんきゅんします！！更新楽しみにしています！ (2021年4月30日 11時) (レス) id: faea0dc128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 017さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます...！！頑張ります！( .. ) (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6aed278d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年4月24日 22時
