鬼滅の刃〜鈍感少女は溺愛され中!!〜

その前に........ ページ14

〜無限城にて〜


鬼1｢無惨様。報告に来ました。｣


無惨｢……ドジを踏んだか。｣


鬼2｢も、申し訳ありません！｣


鬼たちは顔を真っ青にして言葉が出てこないようだ。


鬼の頂点に立つこの鬼舞辻無惨を前にしては


鬼舞辻無惨の機嫌を少しでも損ねると首なんと瞬きをしない間に斬られるだろう。


機嫌を損ねぬようにと鬼たちは必死だった。



鬼1｢で、ですが！情報は手に入れました！｣


無惨｢……情報？｣



鬼2｢は、はい！柱に関してでございます！｣




猗窩座｢俺も聞いてもよろしいですか。無惨様。｣




無惨｢……勝手にしろ。｣


猗窩座｢ありがとうございます。｣




鬼2｢鬼殺隊の柱に女が増えたそうで、山へ大量に送った鬼が女により全滅とのことでございます！｣




鬼1｢……｣



無惨｢いいたいことがあるならば言え｣




鬼1｢は、はい！……その女が、そ、その........う、美しいとのこ、とです。しかも稀血だ、と...｣


猗窩座「…惚れたのか……｣


鬼1・2｢｢そ、それはありません！！！｣｣


無惨｢……女が美しいと……｣


鬼1｢ら、らしいです。｣


童磨｢あれぇ〜楽しそうな話してるじゃないか！｣


猗窩座｢面倒臭い奴がきた。はぁぁぁぁぁぁ｣


童磨｢口に出さた上にありえないほどのため息！｣


無惨｢うるさい。｣


童磨｢すみません！｣


無惨｢……しかし、興味があるぞ。｣


鬼2｢女の柱は神柱。同行していたのは水柱の獅子色の髪の男と冨岡？といっておりました。｣


鬼1｢そしてその師範となる男が炎柱の煉獄だそうでございます。｣


無惨｢……名は。｣


鬼2｢如月ルキ……と申したと思います。｣


無惨｢ルキ。そうか。下がれ｣


鬼1・2｢｢御意｣｣


猗窩座「……煉獄杏寿郎の……｣


童磨｢すっごく気になっちゃった〜｣


無惨｢……女を。ルキを盗み出せ。……ミスをしたら……どうなるか分かっているな。｣


猗窩座｢……無惨様！俺とこいつとですか？｣


童磨｢いやぁ〜よろしくね〜｣


無惨｢行ってこい。ヘマはするなよ｣


童磨・猗窩座｢｢御意。｣｣



〜無限城廊下〜


猗窩座｢最悪だァァァァ！！よりにもよってお前かよ?!｣


童磨｢俺はそのルキって子気になるなぁ〜｣


猗窩座｢……(杏寿郎のなぁ。)｣


童磨｢……普通に考えたら無理じゃない？屋敷に忍び込むのって……相手は柱だし……｣


猗窩座｢返り討ちにすればいい。｣


童磨｢それもそっか！よし行こう！｣




〜そして〜

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