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郁「あ、あれじゃん。
あの看板そうでしょ?」
下りにさしかかってしばらく走っていると、郁人が看板を指差して俺に聞いてくる。
そうだ!あれあれ!!
良「晃兄、着いたよ!!」
良亮にもたれ掛かる晃兄は小さく頷いたけど、それ以外の反応を示すことはなく
僚一の運転する車は誘導されるがまま温泉旅館のエントランスへと入っていった。
「いらっしゃいませ。ようこそお越しくださいました」
着物をきれいに着こなした女将さんが笑顔で出迎えてくれる。
良「おれ、晃兄と先に部屋行くよ
祥兄と僚兄と郁人は、ゆっくり来ていいからね」
良亮は軽々と晃兄を背負うと、俺らにそう言い残して先に旅館へ入っていった。
晃兄のことも心配だけど
じゃあ、お言葉に甘えて…
「車イス、お持ちしました」
事前に連絡してあったから、旅館側が室内用の車イスを持ってきてくれた。
家から室内用の持ってきても良かったし、外用のやつのタイヤを拭いても良かったんだけど
旅館の中は畳だから、なるべく旅館備え付けの車イスに乗り換えてほしいって言われたんだ。
郁人を車から、車イスに下ろして足に毛布をかける。
大きな荷物は俺と僚ちゃんで持って、それ以外の細々した荷物は郁人の膝の上に乗せて、旅館の中へ入った。
郁「おぉーすげー!
めっちゃいいにおいするじゃん!」
僚「すごいね!!すごい!
すごいきれいだよ!!」
温泉旅館のなかは、特有の温泉のいい臭いがして
古くからある旅館をバリアフリーに改造したばかりということもあり、とても綺麗だった。
「お部屋は"すみれ"になります」
部屋までの廊下はまったく段差がなく、郁人も嬉しそうだ。
僚「ねえ、ここ!?
ここが僕たちの部屋?
今日はここで寝るの!?!!」
何より嬉しそうなのは僚ちゃんだけど……(笑)
そうだよっていいながら、部屋に入ると、良亮が布団を引いているところだった。
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青 - 読話や少ない音の中での生活は精神的にも肉体的にも疲労していて、それを家族には見せないようにしている戸塚くんという感じで…長々とすみません（汗） (2015年7月5日 11時) (
レス) id: 63d528f922 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - ぴちゅさん» ありがとうございます(*´ω｀*)良亮くんの可愛いとこもよく分からないんですけど…(笑)本人の可愛さが滲み出ちゃってますかねぇ(笑) (2015年7月3日 0時) (レス) id: 7270f51a93 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - やまりんさん» 晃にぃ可愛く書けてましたか？よかったです(笑)居眠りしたところですかね…?自分で可愛くしたつもりがないもんで…(笑) (2015年7月3日 0時) (レス) id: 7270f51a93 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 山風英斗∞ジャスミンさん» ありがとうございます！気長にお待ち下さい♪ (2015年7月3日 0時) (レス) id: 7270f51a93 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - ひーちゃんさん» ありがとうございます(*´ω｀*)頑張ります！ (2015年7月3日 0時) (レス) id: 7270f51a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若葉 | 作成日時：2014年11月11日 20時
