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これから ページ9

シルクside

病室の前まで来た

ドアを開けようとしたら聞こえてきたんだ

モ「マサ、イ…!!!

俺…やだよ…!!!歩けないなんて嫌…!!!

うわぁぁ!!!(泣いてる)」

っ…モトキの泣き声に心が痛む

そしてなにより

マ「何も出来なくてっ…ごめんっ…」

マサイの責任を感じている声が自分には辛かった

しばらくして泣き声がやみ、俺は病室に入った

寝てるモトキと泣いてるマサイがいた

「…マサイ」

俺の声に気づいてこっちを向いて

マ「シルク…グスッ」

「…お疲れ様」

俺は優しく抱きしめた

マ「…うん」

そして離れて

「んで、皆が来たら最初から教えてほしい」

マ「…分かってる…分かってるけど…」

「?」

マ「俺…ちゃんと話せるかな…」

マサイの震えた声だった

マ「またっ…歩けないって言って…涙…止まらなかったら…!!!」

また泣いてしまった。最初にモトキの足のことを聞いて、責任を感じているらしい

「…大丈夫。ゆっくりでいいんだ。

お前のペースでモトキの代わりに教えて欲しい」

座っていたマサイに目線を合わせ、手を握った

マ「…ありがとう」

ガララ

ダ、ぺ、ン、ザ「遅れた!!!」

「俺も今来たとこ」

ン「LINE見たよ…あれ、本当なの…?」

「…マサイ」

マ「…うん…本当…

ギラン・バレー症候群は足の方から手の方にかけて筋肉低下の症状が広がるらしいけど、モトキは足が重症らしくて…グスッ…もう…筋肉が使い物にならないって…!!!グスッ」

俺はダーマ達の方を向いていて、背中に何か感触を感じた。

マサイが俺のシャツを握って泣いていた

ダ「じゃあ…こいつはこれから車椅子なのか?」

マ「…うん…」

ぺ「そ、っか…もう…アスレチック出来ないね…」

皆泣いていた

ザ「ダンスも出来ないっ…!!!」

「…いや

退院したら行こう。アスレチック」

ン「でもっ…」

「こいつが出来なくても

俺達が楽しませよう

車椅子でもおぶっていけるアスレチックだってある

皆で力を合わせて

モトキを笑顔にしないか?」

マ「俺っ…賛成…」

ダ「…そうだな

俺達がへこんでたらいけないな」

ザ「うん…!!!」

皆意見に賛成してくれた所で

モ「ん…」

「モトキ…皆来たぜ」

モ「…ごめん。もっと早く病院に行ってればよかった

そうすれば歩けなくなるなんて無かったのに」

「アスレチック行こうよ!モトキ」

モ「はっ…?」

無理だよ→←嘘…



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夢@0521(プロフ) - ろこちゃん!さん» えっ本当ですか!?時間があれば直しておきます! (2019年3月15日 7時) (レス) id: c21c18bfbd (このIDを非表示/違反報告)
夢@0521(プロフ) - みるくきゃらめるさん» 中々手につけられなくて…もう動くことは難しいかも知れないです (2019年3月15日 7時) (レス) id: c21c18bfbd (このIDを非表示/違反報告)
ろこちゃん! - 最後のぎょう時分になってる、、、 (2019年3月11日 1時) (レス) id: 5721fff005 (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃらめる - この小説完結しちゃったんですか?悲しい(ToT) (2019年3月1日 17時) (レス) id: a6ce16a361 (このIDを非表示/違反報告)
夢@0521(プロフ) - 莉子さん» 私はまだまだです!笑もっともっと泣かせてみせますよ!笑 (2019年1月10日 18時) (レス) id: c21c18bfbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢@0521 | 作成日時:2018年7月31日 14時

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