いつもの幼馴染み……�� ページ5
ベジータとカカロットは空手部に所属している。
夢は宇宙大会に出場し優勝すること。
近々練習試合がある為、二人の気合はマックス状態だ。
『応援に行かないとね』
「そうだな」
実はAも中学までは空手部で宇宙大会を夢見てた。
しかし、事故で空手ができない身体に……
もう空手は諦めた。
未練がないといえば嘘になるが仕方がない。
それに気を遣ってか、ラディッツもすっぱり空手を止めた。
『ねぇ………ラディッツはどうして止めちゃったの？
カカロットより強かったじゃない……やっぱり私に気を遣ってるでしょ……』
俯いて……すまなそうにラディッツを見上げて話すA。
「ははは……そんなんじゃねぇって。俺は自分に限界を感じたの。
あいつ等の成長についていけなくなっただけだよ。あいつ等はバケモノだ」
『バケモノ……アハハ！確かに！！』
Aが笑ったので安心するラディッツ。
ラディッツは今日はバイトだ。
Aは空手部を見学して、ベジータ達と帰る予定。
空手部に顔を出したA。
「Aちゃん！！今日もきてくれたんだねー。やっぱり空手部のマネージャーしてよ」
ヤムチャ先輩が声をかけてきた。
「そうっすよー。Aさんにマネージャーしてもらったら鬼に金棒です！」
カカロットと同じクラスのクリリンくん。
練習が始まる。
空手はやっぱりカッコよくて美しい。
できないもどかしさもあるが、今のAは見ているだけでも十分幸せだった。
練習も片付けも終わり、帰る時間。
みんなが着替えているあいだAはだれもいない道場に上がった。
途端にスッ……と気持ちが入り制服のままでAは型をはじめた。
型、ひとつひとつが愛おしい……
己との闘い。宇宙大会への夢。
だが……
『いたっ！』
足をおさえうずくまった。
「どうした？」
カカロットだ。
「おめぇ、型やってただろ？お医者さんにダメだって言われてっだろ」
そっとそばによって肩を抱いてくれた。
『うん…………してみたくなっちゃった…………ごめん』
やっぱり未練たらたらだ。
「なぁ……A…………」
カカロットがAの両腕をつかんだ。
いつにない真剣な眼差し…………
「オラがおめぇを、宇宙大会に連れってってやるよ………」
『カカロット…………？？』
カカロットの顔が迫る…………
え？…………まさかキス…………カカロット？…………
Aはぎゅっと目を閉じた…………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリア - お久しぶりです!妹のタブレットを貸してくれました。一緒に合作しませんか? (2020年10月11日 8時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
サラダ(プロフ) - 雪月花さん» 時々いらっしゃいますよねー。気になるなら化ける文字は使わないようにするとかですかね(^^) (2019年6月10日 19時) (レス) id: 5b2e3837ff (このIDを非表示/違反報告)
雪月花(プロフ) - サラダさん» そうですかー私は特に気にならなないのですが、読者様側から見て、どうなのかと言うのが気掛かりですね…… (2019年6月10日 17時) (レス) id: e3cc34f4c3 (このIDを非表示/違反報告)
サラダ(プロフ) - 雪月花さん» こんにちは(≧∀≦)お元気そうでなにより☆文字化けですかー(-ω-;)申し訳ないです。オラちっともわかんねぇってヤツです。ごめんなさい(´pωq`) (2019年6月10日 17時) (レス) id: 5b2e3837ff (このIDを非表示/違反報告)
雪月花(プロフ) - サラダさん» すいません、お久しぶりです！あの、文字化けの改善方法とかってあるのですか？ (2019年6月10日 16時) (レス) id: e3cc34f4c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サラダ | 作成日時：2019年1月31日 22時
