自己紹介2 ページ6
side A
金色のやつは名乗った。
あとの三人は……。
「おい。」
紫「ひぃっ、!!?」
黄緑「……。」
紫のやつ泣いてばっかでうぜぇな。
黄緑の何も言わずにこっちを見てくるのは逆にイラつく。
「お前らも早く名前言えや。」
ちょっとキレ気味に餓鬼ら三人を急かす。
別にそこまで怒ってはねぇけど、事は早く済ませたいからな。
黄緑「……平井出 あきと。…ヒラって呼んでね。」
紫「ひ、ひらぁ…ッ!?」グス
紫はまだ泣いてる。
ただそれとは逆に黄緑はニコニコと笑いながら名前を言ってくる。
なんだこいつ……。
てか、紫泣きすぎ。そろそろほんとに怒る。
「おい紫。」
紫「ひゃぃいっ!!?」
俺が話しかけると変な返事をしてさらに涙をこぼす。
「はぁぁ……。ちょっと髪なげぇけどお前男だろ。…男がワンワン泣いてんじゃねぇよ。」
俺はちょっとした優しさで紫の頭を撫でてやった。
あ、こいつ意外と髪さらさらだわ。(←)
だが、その優しさが裏目に出た。
紫「ひっ、!!ッうわぁあああんッ!!」
ついに紫が大声で泣いてしまった。
「っな…!?」
赤「っフジから離れろッ!!」
……もう優しくしねぇ!!(←)
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作者名:食事 | 作成日時:2018年8月16日 6時