妖怪さん？初めまして！【最俺】 (ページ14)

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家に入ろう。ページ14

side A

フジ「……ぅぅ…、おれも…ｯいる…」

フジはみんなに流されて、という感じだったからか少し不安そう。

まぁ、しょうがないか。

キヨ「やったー！」

キヨは嬉しそうにしている。

四人一緒なら怖くないか。

…多少なら。

「ん。…いつまでもここに居ると邪魔だと思うし、家入ろうぜ。」

俺は四人に向かってそう言う。

まぁ直ぐに言うことを聞いてくれるなんて思ってないし、…どうするか……、

キヨ「おれいちばーん！！」

フジ「あ、キヨぉ…！」

ヒラ「ふたりともまって～…！」

俺がどうするか考えるがこーすけ以外の三人は走って家に入っていった。

俺はこーすけと二人きり。

少し気まずいよね。

こーすけ「……あの。」

「…どーした？」

こーすけ「………これから、よろしくおねがいします。」

こーすけは俺を見ながらぺこりとお辞儀をした。

どんだけ大人なんだよ。

俺とはちげぇな。

「…はいはい。ほら、さっさと入れー。」

そう言ってはこーすけの背を軽く押し家の中に入れてからドアを閉める。

……誘拐とかに見られてないよな…。

まいっか。