依頼状が二枚 ページ3
下足箱の左側に職員室があり、その真上に1年の教室が並んでいる。とりあえず、下足箱の反対に周り、玄関から入る。靴を素早く上履きにかえ、靴を揃える。玄関の目の前が、職員室なのですぐにつく。
『えっと、、、私の担任の先生は、、、加川先生か』
自分の担任の先生の名前を思いだし、一回深呼吸をする。
スマホの電源を切ると、ポケットの中に入れる。
そして、腕についた腕時計をじっと見つめる。
『8時20分任務開始』
誰にも聞こえない声で呟くと、勢いよく扉を開ける。
ふわりと甘い金平糖の匂いが漂う。
『すみません!加川先生っていま、、、?!』
?「?!?!っっっっごめんなさい!!!!」
加川先生がいるか、他の先生に問おうとすると、扉から何か飛び出してきた。
Aは、その何かに勢いよくぶつかり後ろに尻餅をつく。
フローラルの柔軟剤の匂いが鼻をくすぐる。
?「大丈夫?!」
目の前には、オレンジ色の髪色をした小柄の男の子が手を差し出していた。
いや男の子ではない、少年がいた。
大きな目をくりくりさせ、Aを見つめている。
『いいや!全然大丈夫だよ!』
Aはいつもの営業スマイルを作ると、少年の手をつかむ。少年の頬が赤く染まる。
?「見ない顔だな?転校生か?」
『うん!私、相川Aっていうの!貴女は?』
あえて本名じゃなくて偽名を使う。悪女達が恨みをもって探ってくるからだ。悪女潰しとは簡単にみえて命に関わる危険な仕事なのだ。
日「俺、日向翔陽!よろしくな!」
日向は、自分の左胸を勢いよく叩く。
『日向って呼ぶね!ねぇ日向、加川先生を知らない?』
日「加川先生?あぁ職員室にいるぜ!」
日向は職員室の中を見て、一番左端の短髪の若い先生を指差す。Aも日向につられて職員室を覗く。あれが加川先生か。と確信する。
『ありがとう日向!またね』
日「おうっ!またな!」
日向がその場から立ち去るのを見ると、Aは職員室の扉に手をかける。
『日向翔陽か····少し道具に使わせてもらおう♪』
あぁ、、、今からのことを考えるとニヤけが止まらない♪
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卯月葵(プロフ) - 十三枚目のスガさんの漢字が違いますよ!菅原孝支です! (2019年2月19日 21時) (レス) id: 3411144c18 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - スミマセン!少しだけ修正しました! (2018年8月31日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - 皆さーん!続編できました!以外と早くできました(笑)続編の方でも宜しくお願い致します! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - 後ろのメリーさんさん» ありがとうございます!続編の方も宜しくお願い致します! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - 春月さん» ありがとうございます!じゃあ私も脱ぎますか(バッ (2018年8月25日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安い料理屋 | 作成日時:2018年8月14日 16時