依頼状が十三枚 ページ16
?「君が相川さん?」
?「おい龍!見ろよ!美少女だぞ!」
?「おぉ!美少女って感じだ!」
?「西谷!田中!静かにしなさい!」
銀髪の髪をした爽やかな男子に、坊主頭の男子に前髪だけ金髪の小柄の男子が話しかけている。声のボリュームが大きい二人を注意している黒い短髪の男子が、ぞろぞろ体育館の倉庫から出てくる。最後には萌え袖をした、花園も出てきた。
『はいっ!マネージャーになりました!相川Aです!』
澤「俺はバレー部主将、澤村大地だ。宜しく!」
菅「菅原考史です!宜しく!」
西「西谷夕だ!西谷先輩って読んでくれ!」
田「田中龍之介!宜しくな!」
一気に自己紹介されて混乱気味のAは、澤村に「ゆっくりでいいから」とフォローされた。Aは先輩達に頭を下げると、
『宜しくお願いします!』
と元気よく挨拶した。
そこまではよかった。
“そこまでは”
清「こんにちは」
谷「、、、」(ペコッ
清水と谷地が体育館に入って来た。さっきまで、和やかだった四人の目が鋭くなる。影山と日向にも緊張が走る。清水は鞄を下ろすと、スポーツドリンクの入ったかごを手に持つ。谷地も同じように、リュックサックを下ろしタオルを持ち清水の後を追う。すると、澤村が口を開く。
澤「まだ退部してなかったのか」
清水はその場に立ち止まる。谷地の顔が真っ青になり、タオルの持つ手が震えている。
清「、、、言ったじゃない。私達は仕事してるって。」
花「ヒイッ違うよぉ?今日だってきららが先に来てネットの準備したよ?」
日「へ?」
清水は花園を軽く睨むと、花園は小さな悲鳴を上げ、田中の後ろに身を隠す。日向は花園の発言に、疑問を抱き影山の顔を見て横に顔を降る。そう、いつもネットをしているのは一番に部活にくる日向だった。花園の嘘に混乱する日向は冷や汗をかいている。
谷「せっ先輩に向かって、敬語ぐらい使ったら?」
谷地の声は震えていて、花園に注意する。花園は「怖い」といって泣き始めた。三年の先輩達が「大丈夫か?」等花園を囲む。Aには嘘泣きにしか見えないが。泣きたいのは、谷地の方だ。少し注意しただけで、泣かれて先輩達に睨まれているからだ。
清「行こう。仁花ちゃん」
谷「はい」
体育館に花園の泣き声が響く。Aは花園に近づくと、
『大丈夫?一緒にスポドリ作ろう?』
花園に手を差し伸びた。
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卯月葵(プロフ) - 十三枚目のスガさんの漢字が違いますよ!菅原孝支です! (2019年2月19日 21時) (レス) id: 3411144c18 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - スミマセン!少しだけ修正しました! (2018年8月31日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - 皆さーん!続編できました!以外と早くできました(笑)続編の方でも宜しくお願い致します! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - 後ろのメリーさんさん» ありがとうございます!続編の方も宜しくお願い致します! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋 - 春月さん» ありがとうございます!じゃあ私も脱ぎますか(バッ (2018年8月25日 22時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安い料理屋 | 作成日時:2018年8月14日 16時