悪女潰しの依頼が届いたようです【HQ】The mystery of twins (ページ17)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:98,219 hit

依頼人が十五人ページ17

『ヨシッ！やっと部活終わった～！』

Aは記録ノートを要に渡し、今日はもう帰れと言われたので更衣室で制服に着替えて、帰り道を歩いていた。路地裏を通り、大きな歩道に出るといかにもチンピラと言わんばかりの大群が歩いていた。Aはその大群を横目に見ながら信号で止まった。大群もAと同じ信号で止まると、ガヤガヤ騒いでいた。

ｷﾞｬﾙ1「ねー？あの子可愛くなーい？」

ｷﾞｬﾙ2「うわー本当じゃん！色白っ！」

ｷﾞｬﾙ3「でも制服着てるねー？」

ﾁﾝﾋﾟﾗ1「ちょっと～？彼氏をおいて浮気ですか～？」

ﾁﾝﾋﾟﾗ2「へー？浮気相手は懲らしめなきゃなぁ？」

ﾁﾝﾋﾟﾗ3「可愛い子が泣いてる所って可愛いよな？」

信号が青に変わり、Aは足を出す。チンピラ達はAの前に手を出すと、煙草を咥えてAの顔をジロジロ見る。ギャル達は信号を渡り、チンピラ達に「程々にね～？」と言って手を振っていた。Aはチンピラの手を掴み、上目遣いで上を見上げる。

『お兄さん達、、、何ですか？』

ﾁﾝﾋﾟﾗ1「ねぇ君さー可愛いねー？少しだけ俺達と遊ばない？」

ﾁﾝﾋﾟﾗ2「どこに行く～？ゲーセンとか好き～？」

ﾁﾝﾋﾟﾗ3「飯なら奢ってあげるからさ？」

チンピラ達はAの手を引っ張り、Aが通ってきた薄暗い路地裏に入る。Aはチンピラに壁に押し付けられて、腕を捕まれる。もう一人のチンピラはスマホで動画を録っている。壁にAを押し付けているチンピラはAの股の間に足を滑り込む。

『、、、変態だね。お兄さん達』

ﾁﾝﾋﾟﾗ1「女は大体こうすると惚れるのよ。君もそうでしょ？」

『お兄さんは悪い人だね、、、。でも私、嫌いじゃないよ？』

ﾁﾝﾋﾟﾗ1「へー？誘ってくるね？俺の家に行く？」

Aはチンピラの首に自分の手を巻き付けると、耳元で囁く。

『ちょうどよかった。少しモヤモヤしてるから、好きにしていいよ？、、、出来るんならね？』

ﾁﾝﾋﾟﾗ1「、、、は？なに言って、、、」