4話 ページ5
『だめ』
声が聞こえたかと思った瞬間少女がマルコを庇うようにして立っていたのだ
海賊「何だコイツ！？」
海賊はもちろんマルコも目を見張る
マ「なっ！何してんだよい！」
少女の体には海賊の放った無数の弾丸が打ち込まれていた
少女は痛がる様子はないものの至る所から血がダラダラと流れている
海賊たちは後ずさり、どよめきが起こった
エ「おーいマルコ〜 もうやっつけちまった、、か、、、」
遅れて後ろからやってきたエース
海賊たちの様子を見てまだ終わってなさそうだ、
とワクワクしながら近づいてくる
しかし近づくにつれて海賊たちとマルコの間に
誰かいることに気がついたようだ
エ「おっおまえ！何してんだ！」
『何って？』
少女は心底不思議というように振り向いた
少女の頬からはだらだらと血が流れている
マ「何で庇ったんだよい！」
『だって私が “代わり” に弾を受ければいいでしょ？」
マルコとエースはもちろん海賊でさえ意味がわからないといった様子だ
エ「どういう『ああ、大丈夫大丈夫』
エースの言葉を遮り少女は続ける
『私痛覚がないんだ。心配してくれたなら大丈夫。ありがとう！』
と言って嬉しそうにしている
『そんなことより不死鳥マルコ、大丈夫？怪我してない？』
ハッと気がついたという様子で心底心配しているようだ
マ「あ、あぁ。傷ひとつついてねぇよい。それより早く手当てしねぇと！！
『本当？本当にどこも痛くない？』
少女はマルコを無視して続ける
『そこの男の子もお母さんも怪我してない？』
母親「は、はい！あなたのおかげで！本当にありがとうございます！！！」
そう泣きながら告げると
『そっか、よかった』
と少女は満面の笑みだ
マ「おい！聞いてるのかよい！」
エ「そうだぜ！早く手当てしねぇと！」
2人は少女にともかく手当を！と焦っているが少女はどこ吹く風だ
『いや〜慣れているからね大丈夫だよ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 627人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
卵黄まる(プロフ) - あれ、今気づいた…コメントしてくださった方に返信。ってう機能があったんだ…コメントしていただいた、翠様、コウ様、輝裏亜様、すいません！！！！！！これから気をつけます！🙇🙏 (2023年1月6日 23時) (
レス) id: 7ed445cf12 (このIDを非表示/違反報告)
卵黄まる(プロフ) - 輝裏亜様コメントありがとうございます！！続きが気になる…これ以上の褒め言葉はないッ！ありがとうございます…♡これからも続きが気になる、と思っていただけるように頑張ります！！！！ (2023年1月6日 23時) (レス) id: 7ed445cf12 (このIDを非表示/違反報告)
輝裏亜(プロフ) - とても素敵な作品ですね！(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ 続きが気になりすぎる！！(՞ o̴̶̷̤ ̫o̴̶̷̤ ՞)ｷﾆﾅﾙ これからも陰ながら応援してます！ (2023年1月6日 21時) (レス) id: cc0779f85b (このIDを非表示/違反報告)
卵黄まる(プロフ) - コウ様！コメントありがとうございます！！！！す、好き！？嬉しすぎる、、💞正直やる気が出てきて無かったんですけど、やる気が湧き上がってきました！✊🏻✊🏻更新頑張ります！！！！ (2022年12月28日 19時) (レス) id: 7ed445cf12 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - この作品、好きです！続きが楽しみ😆✨です！応援してます🎌 (2022年12月27日 11時) (レス) @page48 id: 6decc12b5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：卵黄まる | 作成日時：2022年10月23日 17時
