自己犠牲系美少女はみんなに愛される

25話 ページ26

…‥…

エ「って事でオヤジに会いに行こう！」









『いやどうゆうこと？』


エ「オヤジにAがずっと船に乗ってていいか聞きにいくんだ！」






『それこそどうゆうこと！？』

私もう今すぐにでも出て行こうと思ってたんだけど
断ろううん。そうしよう。……そんなキラキラした目で見られたとしても！



『いや私もう降り エ「行くぞ！」


ああああ

船の中を駆け走る私。いや、じゃなくてエース

私は抱えられているから。エースに


『いや、ちょ、ま』

エ「ん？なんか言ったか？」

腕の力がこれでもかと強まる

『、ナンデモないデス』

ここはオヤジこと白ひげに望みをかけよう

普通に考えて私を船に置いておく利点はないし


エ「オヤジー！ちょっとコイツのことで話が」


白「グラララララ！オメェもか、エース」


エ「俺もってどうゆう事だ？」


『？』

白「ついさっきマルコのやつも来たぞ。そのAのことでな」


うそん、それって…

白「Aをこの船に乗せてていいかってな」


…ですよね


エ「それでそれで！？どうなんだ？頼むよオヤジ！！」


私からも頼みます！逆の意味で！


白「もうマルコにも言ったがなァ気が済むまでこの船にいりゃあいい！なんなら俺の娘にでもなるか？グラララララ！」

…おっと、おっとっと？

エ「やったぜ！ありがとうオヤジ！！」


『なんで…』


白「そりゃあオメェ俺の息子たちを命をかけて庇ってくれたとありゃあほっとくわけにはいかねェだろう」


『私が好きでしたことだから放って置いて全く問題ないのに……です」

流石に敬語を使うぐらいの常識は持ってる


白「グラララララ！その好きでやってなんの目当てもねェってのがお前をこの船に置く理由だ。お前みたいなんなやつはそうそういねェ」


と真剣な目で見つめられる

これ私に選択肢ないよね？泣いていい？


…しょうがない、しばらくこの船でお世話になるしかなさそうだ。頃合いを見て降りればいいだろう

『分かった…です。よろしく、お願いします。』

白「グラララララ！好きな話し方でかまわねェよ」

『…！ありがとう』


白「グララ！今頃マルコはお前を探してんじゃねェか？」

エ「よし！なら俺と探しに行くか！オヤジありがとな！」

と言って私の腕を引っ張って走り出そうとするエース

『え、まっ待って』

結局エースに連れられて行くしかできず、白ひげにペコリと礼だけして部屋から出た

26話→←24話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す