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160[場所] ページ10

A「どう...かな」

銀八「...すっげー可愛い」








試着室の中でAは恥ずかしそうにはにかんでみせた

銀八は自分の顎に手を当ててAの姿をまじまじと見た







A「そ...そんなに見ないで」

銀八「って言われちまうと見たくなんのが人間な

もう買ってそのまま着て行こうぜ?家戻んのもめんどっちーし」

A「そうだね...」







そのまま着て帰るというのにちょっと抵抗はあったものの

銀八がそう言うならとAは納得したように頷いた







銀八「なんかお嬢様みたいだな」

A「ええっ...そんなにあつかましい事した?」









銀八に手を取られながら店を出てはワンピースを風になびかせる。

銀八の愛車と言うのだろうかバイクに制服をシワにならないようたたんで椅子の下の収納へと入れた。

そうしてAの頬に引っ付いた髪をサラリと後ろへやると銀八はヘルメットをAに被せる。







A「次は何処へ?」

銀八「冬の海、とか。ロマンチックだろ?」







くくっ、と何を企んでいるのか分からない笑みを浮かべて銀八はAに上着をかけた







銀八「流石にさみーだろ、まだ冬だし」

A「ありがとう」









ありきたりなデート場所なのに銀八といると全く別の世界のような気がして。

バイクに乗った銀八の後ろに座ると体温を確かめるように抱きしめる。

ブォォーとバイクのエンジン音を響かせて冬の寒さで震えるような道を降りていった。

161[夕暮れの下で]→←159[白のワンピース]



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百済(プロフ) - ★makoto★さん» ありがとうございます!大人の余裕があって、カッコイイです笑 この作品を読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m (2016年1月7日 0時) (レス) id: 47be61fde2 (このIDを非表示/違反報告)
★makoto★ - 面白かったです!!なんか最後泣けましたwwやっぱり銀さんはかっこいいですよね!!(*´ω`*)ь (2016年1月6日 22時) (レス) id: 3434bc31dc (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - 010さん» すみませんm(_ _)m 神威さんは神威落ちの小説の方で頑張らせていただきますね笑 (2015年7月5日 2時) (レス) id: cdef6a1946 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - 白薔薇さん» ありがとうございます!これからも頑張りますので応援のほどよろしくおねがいしますm(_ _)m (2015年7月5日 2時) (レス) id: cdef6a1946 (このIDを非表示/違反報告)
010(プロフ) - 神威くんもう少し出して欲しかったです(笑) (2015年7月4日 17時) (レス) id: 1cf18f8b05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百済 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/  
作成日時:2014年8月29日 11時

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