109［探し物］土方side>>1 ページ19
土方side >＞1
沖田｢いやー、もうすぐ春とは思えない寒さですねィ｣
土方｢んー。｣
沖田｢こんな日はAの手作り弁当でも食いてーなー｣
土方｢んー...｣
只今、交番内を探索中。
総悟がのんびり暖房に当たっている間俺は探し物をしていた
沖田｢何やってんでィ｣
土方｢探し物｣
沖田｢落し物箱見ました？｣
土方｢見たからこうして探してんだろ｣
見つからねー、俺のボタン｡
制服の第二ボタンなんだがそこらで手に入る代物ではない
つか、あのボタン一つで数千円するんだけど。
これは絶対見つけたいところ。
沖田｢あ、土方さーん見回りの時間でさァ｣
土方｢んなご飯の時間みてーに言うな。わかってる行く｣
時計を見上げ時間を確かめてから外へと出た
もしかしたら外に落としたのかもしれない。
部屋と室内温度の差に身震いすると息を吐いてから懐中電灯片手に歩き出した｡
この時間は浮浪者が外をうろついているため危険だ
特にAみたいなポケーとしたような野郎は狙われやすい。
いや、なんでA？別に心配じゃない。
今頃家でゴロゴロしているだろう。
しばらく歩いていると石橋にたどり着いた｡
ここの橋の下にホームレスがいんだよな...
土方｢まぁ、今日は寒いし外には出てこねーだろ｣
そんな甘い考えのまま石橋を渡り切ろうとしたとき
微かにバシャッ...と水のような音が聞こえた
俺は片手の懐中電灯で川に明かりを照らす
土方｢...何やってんだ！君！｣
そこにはこんな寒い中川の水に入っている人間で｡
考えただけでも寒気がした｡
俺はバタバタと川岸に降りるとそいつに叫んだ
土方｢危ないから戻ってきなさい！｣
無視。
無視が一番腹が立つ。
俺は川に足を入れる覚悟をする。
ゴクリとツバを飲み込んで一歩踏み込んだ。
足から伝わる川の水の冷たさ
正直､迷惑だ。
こんな寒い中川に入るなんて。バカの考えること。
土方｢今何月と思ってんだ？｣
相手の腕を掴んで懐中電灯を当てる。
が、俺はその手を見張った。
赤く染まった手は霜焼けになり一部何かで切ったあとがあった
...何やってんだコイツ｡
女は俺から手を払いまた何かを探すような仕草をする
土方｢家に帰って下さい｡｣
すると黙っていた女が口を開いた。
｢嫌です。｣と
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百済(プロフ) - KOKO ☆ さん» ファンですか？！私なんかにファンなんて勿体な過ぎて... ありがとうございます！頑張っていきますのでこれからも宜しくお願い致します (2014年8月25日 8時) (
レス) id: 9f4098c948 (このIDを非表示/違反報告)
KOKO ☆ - いつも欠かさず見てます！ファンです☆ これからも投稿頑張って下さい！！！ (2014年8月24日 13時) (レス) id: db514dbd3b (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - かれんさん» はじめまして。そうですか、ありがとうございます！私もこの先の話をどうするか別の意味でドキドキしていますw はいッ頑張ります！ (2014年8月22日 21時) (レス) id: 9f4098c948 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - はじめまして。いつもドキドキしながら見ています。これからも頑張って下さい！ (2014年8月22日 13時) (レス) id: 7ebbf03f11 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - ふわりさん» ありがとうございます！ 用事などがあったためなかなか更新できませんでした... 更新頑張っていきたいと思います！ (2014年8月22日 12時) (レス) id: 9f4098c948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百済
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/
作成日時：2014年8月14日 13時
