マネージャーが無敵すぎて (ページ23)

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なんかそんな気がして。ページ23

HM「はい、集合。」

ヘリム先生の号令で、反射的に整列するSEVENTEENと、私withレオオッパ。

癖でこの感覚ぬけないんだよね、、

HM「まず、SEVENTEEN、おめでとう。」

SVT「ありがとうございます！！！」

HM「これは始まりに過ぎないからね。今後もアーティストとして目指すべきところに向かって頑張りましょう。」

SVT「はいっ！！！」

HM「あとマネージャーふたり。」

LO「はい。」

『はい。』

HM「いつもよく頑張ってること、みんな知ってるからね。でももうちょっと自分を労ることを忘れないで。」

私の頬の傷をみて、先生は言う。

『はい、死なない程度にします。』

HM「当たり前よ。怪我しない程度にしなさい。」

『…………善処します。』

HM「ほんと…あんたって良い意味でも悪い意味でも何しでかすか分かんないんだから…レオ、頼んだわよ。」

LO「もちろんです。こいつが死なないよう、しっかり見張っておきます。」

『オッパは私のボディーガードかなにか？笑』

LO「そうかもな。」

ふざけてるようで真剣なオッパに、ちょっぴりびっくりした。

HM「では、今日はこのくらいで。明日からも健康に気をつけて！分かった？」

チームSVT「はいっ！！！！」

HM「じゃ、これ片付けなさい。死ぬ気で。」

当たりを見渡すと床に散らばった生クリームたち、、、

そうだったわ、、、

さっきまで大騒ぎしてたんだった、、笑

はーい。とゾロゾロ片付け始めた私達。

私達は仕事に戻るわね〜と先生とボムジュオッパは戻っていった。

まぁ……偶にはこういうのもいいよね。

生き残ったケーキ本体も食べることになり、私は切り分けるために事務所のパントリーに行く。

15人分に切り分けていると、聴こえる足音。

この足音は…

JH「A〜」

『やっぱりハニ。掃除終わった？』

ハニがひょっこりと顔を出していた。

JH「ねぇ、A」

私の質問には答えず、少し低めの声で呼ばれる。

JH「怪我だけはしないで。絶対。」

そう言って優しく後ろから包まれる。

『あぁ。みんな心配しすぎだよ〜。95は本当に過保護だなぁ』

JH「怖いんだよ。」

抱きしめる力が強くなる。

JH「お前、なんの躊躇もなくSEVENTEENを選ぶだろ。たとえ自分を犠牲にしてでも。」

込める力とは反対に、言葉は弱々しかった。

私はハニの言葉に振り返ることなく、

『もちろん。』

そう、迷いなく答えた。