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カシャ!
乾いたシャッター音。
「よっしゃ楽しそうな写真ゲットォ!!」
「楽しいというより
そんなことを話していると何やら呼びかけられたらしい。
「んおーい そこの
そんな声が聞こえてきた
「金、もってるぅ〜?」
『あれま、カツアゲとは。やばいのに絡まれた』
「いやっ大丈夫、きっと先生が守ってくれるはずー…」
そう、後ろを向けば、テーマパーク特有の可愛らしい飲み物に風船を持っているカルエゴ。
「今 両手がふさがっているから」
案の定そういう陰湿教師に嘆く一同。
「んお〜い 別に俺たちカツアゲとかしてねぇ〜よ
射的勝負の相手が欲しいんだわ〜」
そこに割って入り、訂正をする。
『えぇ、射的かぁ。』
「そ〜、多く景品とった方の勝ちで相手の景品も総取り〜」
面白そうと4人が盛り上がっている中亜子は、もくもくと、ある景品を取ろうとしていた
すれば、突如鳴り響く、何かが崩れる乾いた音。
『うわっ!!』
その音に驚いた亜子は狙いを外したが、
運が良かったのか、特賞の景品に当たり、それは倒れた。
「亜子ちゃんすごっ!!」
『いや、ただ狙いが外れただけだよ』
「でも凄いよ!」
「へへ、嬉しい！」
そんなこんなで亜子は奮闘していたが、勝負に勝ち、景品を総取りしたことで目当てのものは無事手に入った。
「いや〜それにしても、亜子ちゃんがぬいぐるみが好きだったとはね〜」
「意外だよな」
そう言う皆に、悪いかとぬいぐるみを抱き抱えながら悪態をついていた。
そこに、突如鳴り響く通知音
1度でけではなくしばらく続く
バラムチームからだ
それに負けぬ様、地図からよさそうな所を探す一同。
「おっ、ここは!? カララギ通り」
そう提案すれば。
「やめとけ ウォルターパークは元々、悪周期の悪魔たちのストレスを発散するために作られた。
ゆえに…
残っているんだよ 当時の
血を血で洗い 違法な魔具を取り引きしていた裏通りがな。
羽をもがれたくなければ 絶対近づくな
…分かったか」
狸化視点
ロノウェと入間さんが次々と乗り物に乗っている
ウエトトが疲れたと言わんばかりに
体力がありすぎると文句を言う
「流石ライバル!元気だな」
「入間様が楽しそうでなにより…」
「いいの!?あれでいいの!?」
「みんなが楽しいのなら」
「なんで」とウエトトが嘆いている
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作者名：檸檬 | 作成日時：2023年1月2日 20時
