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先程まで喚いていたそいつらは、
無様な後ろ姿を晒して逃げていく。
立場が危うくなったら逃げるという戦法に、苛立ちを覚える。
そんな感情を抑えながら中庭へ向かえば、
クララちゃんと入間くんが楽しそうに話している。
その中へ入っていっていいのか少しばかり迷ったが、
まぁ大丈夫だろうと思い近くへ寄った。
『ただいま我が弟よ。』
「どこ行ってたの?」
『ん、ケンカ…… だろうか？』
「えっ？」
入間くんが身を引く
『冗談冗談、冗談だ！手は出ていない！安心してくれ。』
「うっぅん…」
『入間くん、目が泳いでるッ！本当に誤解だ！』
・
「おっクラり〜ん
最近つれないじゃんか〜
またジュース出してくれよ」
『あ、カスじゃねぇか』
そんなことを口には出さず、
心の中で考えていたら、クララちゃんがすくりと立ち上がる。
見てて、なんて悪い笑顔を浮かべるクララちゃんに、
口を出すことなんてできなかった。
とりあえず冷たいやつを、
なんて抜かしたことをほざいている奴らを無視し、
クララちゃんは自分のポケットを叩く。
ポケットから出てきたのは、
自販機。
雑魚共3人のリーダー格的な奴に自販機がふりかかる。
「お金いれたら沢山飲めるよ！」
と、クララちゃん。
やっぱり可愛いしかっこいい。
そんなクララちゃんに、
入間くんはやりすぎ、と呟いていたが、
もっとやってしまった方が良いのではないか、
なんて思ってしまう自分がいた。
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檸檬(プロフ) - チエリー・ルミさん» 返信遅れました！すみません……これで、見れるようになっていると思います！ご指摘ありがとうございました。 (11月13日 21時) (
レス) id: 1056c6fd84 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - たぬきの狸化の擬人化のが見れなくなってます。 (6月5日 20時) (レス) @page21 id: cf65d9fa57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2023年1月2日 17時
