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「今日も〜3人と遊ぶ〜ふっふ〜ふへへ〜ん♪」
『あっクララちゃんだ〜!!』
「亜子亜子!」
『今日何して遊ぶ〜?』
なんてことを話しながら歩いていれば、
どこかから話声が聞こえてくる。
「なんであんなアホ女と…」
「バーカ、便利だからに決まってんだろ。
あの能力がなきゃ誰もあんな面倒な女、相手にしねーよ。
貢物もむしろ迷惑料だ。
適当にあしらって、たま〜に"使う"のが──」
なんて、聞きたくもなく途中で聴くのを止めたその会話と共に、下品な笑い声が聞こえてくる。
「・・・知ってるもん」
『クラ…』
何故だろうか。何故だかすごく、腹が立ってきた。
『やあ諸君。御機嫌よう。
ヒトのこと便利だとか面倒だとか謳ってるが、君達はどうなのかい?
便利?そんな訳はないだろう。
ヒトが居なけりゃ、群れてなきゃ何もできない。
ヒトのことごだごだ言うより、
自分の性格、見直したら?」
言いたいことは言ったし煽るだけ煽った。
これで十分なぐらいには。
「喧嘩売って来たのか?コイツバカだろ。」
『ほう、そうなのか、私馬鹿なんだろうな、君がそう思って、そう言うならそうであろう?
どうせ馬鹿ならば何もするな、無能は黙っていろと、そう思ってるんだろ?
でも君たちはどうなんだい?
人のことを罵り馬鹿にして。
もし私のことを本当にそう思っているのであれば、私より君らが優秀であることを示してくれ』
そう、そこそこな煽りを入れて反論をする。
「もう殴っちゃえば?
こんな女なんて余裕だろ。」
『暴力か、そうだね、ついに知能もなくなってしまい私のことを殴ってしまうのか。
いいね、女を殴って楽しむという気色の悪い 良い趣味がおありで。
低俗とはまさに君達の為に生まれてきた言葉だろう。
だが殴りたいならいくらでも。
まあ、君達にそんな勇気があればだがね』
「あ?本気でやっちまうぞ」
『ほう、だが君みたいな臆病者にできるのか?
三傑にし位階9、時期魔王とも謳われている、この学校の理事長の、サリバンの孫娘に、君ごときが手を出せるの?
それに、クララちゃんに今後一切手を出さないで。
クララちゃんと遊べるのは私たちだけで十分。
貴様らみたいな低俗な輩といるとクララちゃんにまで穢れた思想が移るかもしれないし、クララちゃんは私たちと遊ぶの邪魔しないで私からクララちゃんを奪わないで私とクララちゃんの間に割って入らないで。
君達なんてすぐ退学にできるんだからさっさと私の目の前から消えて?』
「…行くぞ!」
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檸檬(プロフ) - チエリー・ルミさん» 返信遅れました!すみません……これで、見れるようになっていると思います!ご指摘ありがとうございました。 (11月13日 21時) (レス) id: 1056c6fd84 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - たぬきの狸化の擬人化のが見れなくなってます。 (6月5日 20時) (レス) @page21 id: cf65d9fa57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:檸檬 | 作成日時:2023年1月2日 17時