プロローグ ページ1
ここはどこだ そう思ったとき
「ここは冥界だ 死人に判決を下す場所」
冥界だなんて、幽々子様や妖夢が真っ先に思い浮かぶ。
だけれども、死人に判決を下す、ならば
『じゃあ貴女様は閻魔様ですか』
私はそう思った。
「ええ、 そうよ。」
『閻魔様といえば四季映姫を連想するわ』
「あら そう」
目の前の、自らを閻魔と名乗る少女は、西洋風の見た目をしている。
私はてっきり、東洋風の見た目かと偏見9割で思っていたから少し驚いた。
「A、貴女は、
……貴女は善人のようで、」
なんて、何か分厚い本をめくりながら私に告げる
その言葉に少し、いや物凄い違和感を感じる。
『善人であれば、やはり天国へ、なんてことを良く聞きますが、実際のとこどうなんですか？』
「ああ、そのことだけれど、
悪人は問答無用で地獄へ落とし、
善人は生前の行い次第でできることが決まる。
貴女は別の世界へ渡る……
簡単に言えば異世界転生ですね。
幻想郷にします？おすすめですよ。」
幻想郷へ行ける。
それはとても魅力的なのだが、幻想郷には、安全な場所がほとんど無いのだ。
それは制作主の公認であるので間違いは無い。
『
「なるほど。
……あぁ、忘れていました。
何かを得るには何かを失う。
この意味がわかる？」
『…等価交換、でしょうか。』
「ええ。
貴様は寿命以外で死ぬと転生は二度と無い。
延々と、永久に広がる暗闇の中を彷徨うことになるが、
それでも本当に、その道を選ぶのか？」
『えぇ、勿論。』
では。と話を切り、少女が指を鳴らした。
「良い旅を、クソ犯罪者」
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檸檬(プロフ) - チエリー・ルミさん» 返信遅れました！すみません……これで、見れるようになっていると思います！ご指摘ありがとうございました。 (11月13日 21時) (
レス) id: 1056c6fd84 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - たぬきの狸化の擬人化のが見れなくなってます。 (6月5日 20時) (レス) @page21 id: cf65d9fa57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2023年1月2日 17時
