世話の焼ける梟くん【木兎光太郎】

☆ ページ30

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次の日の放課後。

私は職員室の電話を借りて塾に電話をした。


『もしもし…梟谷学園3年の鶯谷と申します。そちらの夏期講習に参加したいのですが』


すると塾の人は詳細を説明してくれた。


「日程は8月1日〜12日までとお盆休み13,14,15日を挟んで8月16日〜8月31日までです。金額は………円で振込が確認できしだい正式な決定になります。」


『あ、あの、7月中はないんですか？』


「はい。夏休みが始まってから7月中の間で学校の課題を終わらせて頂けると、こちらの夏期講習に力を入れられると思いますので、課題にもよると思いますがそのようなスケジュールでお願いします。」


『わかりました。ありがとうございます。』


「それではHPの方から入会手続きを進めてください。よろしくお願いします。」





7月中は夏期講習ないんだ…

合宿…いける？


ってバカ。勉強に力入れるって決めたでしょ！


でも…でも。
光太郎くんと夏休み会えるのそこしかない。
それにバレー見てるの楽しいし、みんなが頑張ってる姿みて、私も勉強がんばろってエール貰えるし。


合宿に学校の課題持ってって、夜課題やる時間作ればいいんじゃない？


上手く両立できたら、それが1番いいもんね。








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私は気づいたら体育館に向かってた。


ガラッと扉を開けると、
バレー部のみんながこっちに注目して、

光太郎くんの真っ先にこっちに向かって走ってきた。



木「A！！！どーしたの！！」


『光太郎くん！！私…合宿いきたいっ』

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