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部活中。


木「あーあ、A来てくれるかな〜合宿!!」

赤「でも木兎さん。鶯谷先輩、進学じゃないんですか?進学組なら夏休みは勉強したいんじゃないですか?」


ん??進学??
あれ??


木「俺…Aの進路知らない…」

葉「お前彼女の進路も知らねーの?」

雀「あ、確か、進学組の居残り説明会にA来てた気がする!ってことは進学じゃない?」

木「かおり、それ本当?!」

雀「うんうん、私見たから確かだよ」



そっか、Aは進学するのかー……

俺、全然Aのこと知らないんだな。

なんか、、悔しいなーーー



木「ごめん赤葦…俺ちょっとAのところ行ってくる!」

赤「?はい。くれぐれも無理矢理合宿誘ったりしちゃダメですよ。」

木「分かってるよ!!」




俺は急いで体育館を出て、
おそらくAが居るであろう図書室に向かった。



ガラッ



Aどこだろ…

図書室の勉強スペースを見て回る。




すると…勉強スペースの1番奥で机に向かって真剣に手を動かしているAがいた。






木「A…」


『?!光太郎くん?!どうしたの』


Aは驚いている。


木「Aに聞きたいことがあって…」


『わ、わかった。一旦外行こう』




俺はAの後について、廊下に出た。



『どうしたの?』


木「Aの進路って何?俺はね、卒業してもバレーやる!」


『私は…教育学科のある都内の大学に進学したい』


木「教育??」


『うん。学校の先生になりたいの』


木「そうなんだ!!カッコいいな!!」


『ありがとう。光太郎くんも卒業してもバレー続けるの聞いて安心した!』


木「A、夏休み勉強忙しいよね?俺、知らずに合宿誘っちゃってゴメン!!勉強優先してね!!せっかく夏休みだからAといっぱい思い出つくろーとか考えてたけど、俺のことは気にしなくていいからね!!」


『っ…ありがとう光太郎くん。私ずっと光太郎くんに言わなきゃ言わなきゃって思ってたんだけど…私も光太郎くんと1秒でも多く一緒に居たくて悩んでて」


木「夏休みは全部勉強する??」


『夏期講習に申し込もうとしてる』


木「そっか!!分かった!!俺は春高に向けて合宿と部活頑張ってくる!!!会えなくても我慢する!!でもたまに耐えられなくなったら…電話してもいい??」


『うん…っ私も光太郎くんに会いたくて会いたくて仕方なくなったら…連絡する!』



木「Aだいすき!」


『うん…私も大好き///』

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mraka(プロフ) - (o´・ω・`o)さん» 何となくの木兎さん母のイメージです!笑 そして木兎さんには母ちゃんと呼んでてほしい!笑 (2021年3月23日 1時) (レス) id: a56a7e1d03 (このIDを非表示/違反報告)
mraka(プロフ) - エノさん» 梟谷の雰囲気好きです!!更新がんばります! (2021年3月23日 1時) (レス) id: a56a7e1d03 (このIDを非表示/違反報告)
mraka(プロフ) - はなさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年3月23日 1時) (レス) id: a56a7e1d03 (このIDを非表示/違反報告)
(o´・ω・`o)(プロフ) - めっちゃ面白くて好みです!(笑)母は強かった笑笑 (2021年3月22日 15時) (レス) id: 1f4799768f (このIDを非表示/違反報告)
エノ - 木兎さん箱推ししているので、ほんとーにこの小説は私の癒やしデス!!!!更新頑張って下さいね!!!楽しみにしてます!!!!(`・ω・´) (2021年3月16日 11時) (レス) id: 7ef6e5e60c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mraka | 作成日時:2021年3月13日 1時

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