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木「あかあし!!A!!かえろーぜ!」
赤「はい」
『はい!』
いつも通り………
ガシッ!!!
木「?!?何すんだよ木葉!!離せー!!」
葉「アホ。赤葦とAちゃんは2人で帰りたいに決まってんだろ!」
赤「別にいいですよ木葉さん。2人はAが嫌みたいなんで」
小「何で?」
『………京治にテスト終わったら覚悟しててって言われてて…なんか怖くなっちゃって』
怖い…ね。
そりゃある意味初めては怖いかもしれないけど
たぶんAの怖いは別の意味。
葉「!それってまさか…」
赤「木葉さん。Aは知らないんで黙っててください」
葉「マジか///でもこの感じじゃ攻めるのむずくね?」
赤「ですね。笑。長期戦でいきます」
何年でも待つ覚悟はできてるけど…
とりあえず俺と2人きりになるのを避けてるAをどうにかしないとなぁ…
『木兎先輩行きましょうっ』
木「お?おお!!」
葉「おいこら木兎!」
小「あーあ。行っちゃったよ。赤葦ドンマイ」
赤「笑。いいです…避けてるってことはそれだけ俺のこと意識してるってことですし」
葉「ポジティブかよ」
それに
避けてるとは言え、例え木兎さんと先に帰ろうとも
後ろを確認して俺がついてきてるのを確かめてるAは
やっぱり可愛いし。
赤「………待ってるようなので俺も追いつきます。お疲れ様でした」
好き。
気持ちに答えが出てから、さらに好きになった。
たぶん、ずっと隠れてたけどそこにあった気持ち。
幼馴染とか家族とか妹とか
思い込んでただけで
その前には必ず可愛いがついてた。
可愛い幼馴染
可愛い妹
今は………可愛い彼女。
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作者名:m | 作成日時:2023年11月29日 16時