実は木兎くんには好きな子が居た話 (ページ3)

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黒「……っつーことなんで」

「「「はーー！？！」」」

夜「待て、まじかよ。え、いや付き合って……確かにお前らはいつの間にか一緒にいて…やべえ頭がついていかねぇ！」

山「思い返せば、確かに俺はもう自分が入部した時から2人は付き合ってるもんかと思ってました……」

灰「俺もです！！」

海「2人っていつの間にか仲良かったしねー告白したされたって話は聞いたことなかったね」

山「じゃあ、Aさんはフリーなんすか？！」

『生まれてから一度も彼氏できたことないよ』

灰「じゃあ黒尾さんと、キスとかハグとかその先とか…何もしてないんすね？！」

『クスクス…してるわけない。手すら繋いだことないんだから』

夜「つか2人とも…お互いそうゆう感じで見てねーの？？」

『私は…見たことないけど』

黒「あー俺は、確かにAのことは可愛いと思うし守んねーととは思ってるけど…え、付き合う？俺はいいよ付き合っても」

何言ってるの鉄朗は。

どさくさに紛れてしれーっとそう言うこと言っちゃダメ。

『えっと…ごめん』

黒「うわ、フラれたし！何でだよ！」

『鉄朗が嫌とかそんなんじゃなくて、ただ………』

黒「ただ？」

『いいなーって思う人がいるだけ…』

そういうと、全員が誰！？って叫んだ。

言う訳ないけど。

その人にどう思われてるかとか分からないし
たぶんその人も私と鉄朗が付き合ってると思ってる

だからこそ早く誤解が解きたかった

だから鉄朗を振ったとかそんなん思わないでほしい。

鉄朗も大事だよ。

黒「お前恋してたのか…全然気づかなかったわ」

『まだ恋とかまでもいってない…』

本当にただ…仲良くなりたい人がいる

その程度なの。