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高梨さんは良く動く。
ドリンクを作るのも、わたしはモタモタしちゃうのに
とってもテキパキとしている。
ピー!
「10分休憩ー!」
よし、みんなにドリンクとタオル・・・
『クロ・・・「黒尾先輩!お疲れ様です!ドリンクとタオルです!」
黒「え、あ、おお、サンキュー」
クロに1番にドリンクとタオルを渡すの
先越されちゃったな・・・
高「夜久先輩どーぞ!海先輩どーぞ!」
夜「おお、ありがとう!」
海「ありがとう!」
やっぱ動くの早い。
研「Aドリンクちょうだい・・」
『あ、研磨。はい、お疲れ様』
リ「Aさんください!」
『うん。リエーフくん、さっきレシーブよかった』
リ「まじですか?!次も見ててください!」
『うん。犬岡くん芝山くん、はい。』
犬・芝「あざっす!」
ピー!
黒「練習再開するぞー!」
高「A先輩、みんなに一言ずつ話しながらドリンク渡してたら、10分間の休憩あっという間に終わっちゃいますよ?」
『そ、そうだよね・・・ごめん気をつける』
高「あと、この記録ノートなんですけど、こうした方が見やすくなると思います!先輩だけが見るものじゃないですから、みんなが見やすい方がいいです」
たしかに、見やすいかも。
高「っ生意気言ってごめんなさい。先輩がやってることにケチつけたいわけじゃなくて・・・っ」
『へ?ああ、ううん・・・たしかに見やすいな〜と思って感心してただけ。さすがだね、高梨さん」
高「麗美でいいですよ!」
『うん・・・麗美ちゃん』
ドリンクとタオルの手際も、ノートの付け方も
すごくしっかりしてて、わたしとは大違い・・・
改めて自分の不器用さが嫌になる・・・
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作者名:mraka | 作成日時:2021年2月22日 0時