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木「ただいまー!!」
『お帰り…光太郎くん』
木「なんかフーフみたい!!」
『そう…だね』
木「Aまだぎこちないな〜。タメ口早く慣れてね??」
『いきなりは難しい…難しいよ』
木「ハハハッ頑張ってるの可愛いからいーや!」
昨日の夜ベッドの中で
大好きだよってタメ口で言ってみたら
これから敬語禁止って言われてしまった。
タメ口にするだけでこんなに喜んでくれるなんて
木「A今度の日曜日の試合くるよねー??」
『う、うん!治さんが休みくれた!』
木「良かった〜!俺スタメンだから頑張る!!」
『いつもじゃないの?』
木「最近はそーだけど、調子悪かったりするとすぐ交代させられるし。頑張らねーと」
『そっかぁ…侑さん日向くんは?でる?』
木「ツムツムはでる!日向はまだ公式試合には出たことねーんだよ!まだ入ったばっかだからな〜」
『日向くんのデビュー戦は絶対見に行きたい!』
木「何で日向なんだよ?!俺は?!」
『え…光太郎くんのことはいつも見てるよ?』
木「他の男に目移りするとは許さーん!」
私たち付き合ってからもうすぐ半年なのに
光太郎くんはいつでも初心を忘れさせてくれない。
いちいちドキドキさせてくるんだから。
木「A、今日ご飯なーに?」
『今日は光太郎くんの体づくりコース♫』
木「何それ何それ!」
『鶏肉つかった料理だよ〜前菜からデザートまで作ってあるからね』
木「A…大好き///」
『いきなり何?』
木「俺絶対Aのことお嫁さんにする。A、俺と結婚してくれる??」
『え…それプロポーズ?///』
木「え?プロ…プロポーズ?!?///」
いや、こっちが聞いてます!!
『だって結婚してくれる?って…そう思うよ』
木「あ!!そっか!!えーどうしよ…俺ちゃんと指輪買って、夜景綺麗なところでパカってやつやってプロポーズするのが憧れだからな〜〜〜………うーん。まだプロポーズじゃない!!」
『ふふっそれやりたいならサプライズにしなくちゃ』
木「あああ!そっかしまった!!A今の忘れてー」
『ん、わかった』
木「アリガト!それで、結婚してくれる?」
え、戻るの?その話///
『………する』
木「ホント?!いつでもいーの?!」
『光太郎くんのタイミングに合わせる//』
木「じゃあすぐに指輪買ってくる!!それで………あ、サプライズするから忘れて!!」
『アハハッ光太郎くん面白い!可愛い!』
木「うぅ…うるさい///」
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作者名:z | 作成日時:2021年5月9日 1時