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『木兎さん、あがりました』

木「ウン!おかえり!!」


パッと振り返った木兎さんがピシッと固まった。


木「何でそんなに可愛いの?!///」


『え?!何…どこがですか?』


木「風呂上がりの破壊力…!!///」


『何言ってるんですか笑。それは木兎さんもでしょ』


木「そんな短いズボン穿いてたら襲うよ?!」



短いズボンって…
これルームウェア…

せっかくこれから木兎さんとお泊まりすることあるかもと思って買ったのになぁ…



『このルームウェア可愛くないですか…?』


木「可愛いよ!似合ってるよ!……そんな可愛い格好されたら俺我慢できない!///」


『それなりの覚悟はしてますから大丈夫です!』


木「え……////どうなっても知らないからな!!」


『はーい♪では失礼します!』



そう言って私は思い切って木兎さんの胸に飛び込んだ。


ぎゅっと受け入れてくれる。



木「Aちゃん…俺のこと名前で呼んでみて?」


『無理です』


木「なんで!!」


『…さっき頭の中で練習したけど無理でした///』


木「頭じゃなくて俺で練習してよ!」


『じゃあ木兎さんも呼び捨てしてください』


木「ふん!いいぜ!俺もさっき練習したんだ!」


『ふふっどうぞ?』



じっと木兎さんを見つめると、

みるみる顔を真っ赤にして



木「えっと……///…………A…」


小さい声…


『さっきまでの勢いなくなっちゃったんですか?』


木「うるせぇ!…A!!」


『////ありがとうございます』


木「ほらAも呼んで!」


『緊張しますね……』



尻尾を振るかのようにワクワクと待ってる。

可愛い……



『光太郎…くん…』


木「くん付けなくていいのに!!」


『それはさすがに難易度高いですっ』


木「まぁいーや!!へへ///嬉しい!」


『私も///』



くっついてると安心する。

大好きってなる。

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作者名:z | 作成日時:2021年5月9日 1時

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