おにぎり宮の店員さん【MSBY木兎】 (ページ21)

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木「Aちゃん、今度試合また見に来て！それで、その時はこのユニフォーム着てきて！」

『はい…///』

よかった引かれてなくて…

木「見て？俺今すっごく心臓ドキドキしてる。」

木兎さんに手を掴まれて、胸に当てられると
木兎さんの心臓がドクンドクンと大きくなっていて

『本当だ…木兎さん心臓早い…』

木「Aちゃんの唐揚げ食べれるし、家に上がっちゃうし、ユニフォーム飾ってくれてるし、それに今Aちゃんと2人きりだし……俺色々とヤバイんだ///」

『そ、そんな…私なんかにドキドキするの勿体ないですよ！…では私準備続きしてきますから///！木兎さんはソファに座って待っててください！』

逃げるようにキッチンに戻ってきたけど

私の方が心臓やばいですから。

落ち着こう……

木「うわぁ美味しそう！え、唐揚げ以外のも全部手作り？」

『はい』

木「すごいよ！！Aちゃん絶対良いお嫁さんになるね！！」

『ありがとうございます///』

いただきます！をして
たくさんたくさん食べてくれた木兎さん。

作った甲斐があった。

勇気を出してメールしてよかった。

木「ごちそーさま！！お腹いっぱい！！こんなにバランス取れた食事、自分じゃ無理だからすっげー嬉しい！！」

『良かったです♪…食後にあったかいお茶持ってきますね！待っててください』

お気に入りの湯飲みにお茶を注いで持っていくと、

お茶までも美味しい美味しいと飲んでくれた。

ソファで並んでお茶を飲んでると
なんだか少し現実に引き戻されて恥ずかしくなってしまう。

木「Aちゃん本当にありがと。ご飯すっげー美味かった！それになんか…Aちゃんの部屋落ち着くね！良い匂いするし……帰りたくなくなっちゃう」

『そんなにくつろいでくれるの嬉しいです///…私も木兎さんにご飯食べてもらえて本当に嬉しいです。また…食べてくれますか？』

木「毎日でも食べたいよ…ってキモいね、俺」

『アハハッそんなことないです』

木「Aちゃんゴメン…嫌だったら殴って。」

そう言われて、私は気づいた時には
木兎さんに抱きしめられてた。

木「ごめん…どうしてもこうしたくなっちゃった。Aちゃん可愛い…あんまり他の人に笑いかけないで。さっきの笑顔、俺だけがいいな」

『木兎さん///……だめです。離れて…』

木「ごめん…」

『…あんまり抱きしめちゃダメですよ…単純な女の子はすぐ勘違いしますから…』