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『早速すぎるかな…もう少し日にちあけたほうが良かったかなぁ…』


木兎さんと連絡先を交換してから1週間
今日は仕事お休みで

朝から掃除をして
洗濯をして、


そして唐揚げを中心とした料理を何品か作った。




唐揚げだけあげても
スポーツマンには偏りすぎかもと何品か作ったのはいいんだけど、木兎さんの為に作ったみたいに思われそうで恥ずかしくなってきた。

もしかしたら迷惑かもしれないし…



とメールを送ろうかとっても迷う。





あーでも…せっかくこんなに作ったんだもんな

食べてもらいたい…



私[あの…早速ですが唐揚げ作ったのでいかがですか?]


と送るとすぐ返ってきて


木兎[今日お休みだったの?俺も休みだった!!今から取りに行っても良い?!]


私[もっていきますよ!]


木兎[ウウン行く!何号室?]


私[203です。すみませんわざわざ]


木兎[すぐ行くね!]





木兎さんが来る…緊張する…









ピンポーン



『はーい』

木「ヘイヘイヘイ!走ってきた!」

『ふふっ今から詰めるのでもう少し待ってもらえますか?』

木「ウン!あ………一緒に食べる?!」

『え…え?!』

木「そーだよ!一緒に食べればいいじゃん!ダメ?」

『ダメではないです///あ…では狭いですけどどうぞ?』


木兎さんが靴を脱いで上がった途端にピタッと止まって


木「あ///俺…ゴメン///思わず上がっちゃったけど、嫌だよね?!男家にあがらせるの!!あーー…ホントゴメン。デリカシー無さすぎる!!!やっぱり唐揚げ持って帰る!!」


『木兎さん落ち着いてください…大丈夫です///木兎さんなら歓迎します。一緒に食べてさせて貰えるの嬉しいです。1人よりも2人で食べるほうが美味しいですからね!』


木「ほんと?ありがとう///」



木兎さんをリビングに案内して、適当に座っててくださいと言い、
私がキッチンで用意を始めてると


木「あーー!!」


と大きい声。


慌てて向かうと、木兎さんは固まっていて
目線の先が………


『あ………///』


しまった。木兎さんの12番のユニフォーム……



木「これ…Aちゃん買ったの?」

『すみません…この間試合行った時、カッコよくてついテンションあがっちゃって…』


こんなのただのファンじゃん
気持ちわるいって思うよね…


木「どうしよ///俺すごく嬉しい///!!」



木兎さんからはまさかの感激の言葉。

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作者名:z | 作成日時:2021年5月9日 1時

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