おにぎり宮の店員さん【MSBY木兎】 (ページ19)

今日:10 hit、昨日:3 hit、合計:29,190 hit

19 ページ19

.

『木兎さんは？』

木「俺はねー、今までバレー一筋でやってきて恋愛とかホントに興味なかったんだけど…最近は彼女いたらいいなーって思う！」

『それは、一人暮らしになったからですか？』

木「ああ！そうかも！掃除も苦手だしご飯も作れないし、洗濯はしなきゃいけないからするけど…基本的に家事はしたくないぃ…」

『ふふっ失礼かもしれないですけど、確かに木兎さんが家事してるのは想像できないです』

木「Aちゃんは家事すき？」

『普通に好きですね。休みの日は掃除しますし、柔軟剤の匂いが好きだから洗濯も好きですし、ご飯も作れる時は作ります♪』

木「良いね！…くんくん。確かにAちゃん良い匂いする～これ柔軟剤かなぁ？？」

『///そうかもですね…』

近い。近いです…

木「俺も柔軟剤Aちゃんのと一緒のにしたら、洗濯楽しくなるかな？！」

『え～どうですかね！』

木「Aちゃんの手料理とか食べてみたいなー」

『今度作りすぎちゃったらお裾分けしましょうか…？』

木「え！ホント？！欲しい！欲しい！」

『ぜひ。貰ってください///』

歩いてる時も、車道側歩いてくれたり、
歩幅合わせてくれたり

木兎さんって優しいんだなぁ…

私の手料理食べたいとか
社交辞令だったかもしれないけど
それでも嬉しそうに欲しいって言ってくれるのは嬉しい。

『ここで大丈夫です。ありがとうございました！』

木「こちらこそ！たくさん話せて楽しかった！」

『私もです♪』

木「あ、あのさ！！」

『？はい』

木「………連絡先教えて？…ほら、ご飯作りすぎちゃった時とか！連絡くれたら俺取りに行くし…ダメかな？」

『はい///』

思いがけず連絡先交換してしまった…

家に着いてスマホを見て

連絡先の中に木兎さんがいることを何回も眺めてしまった。

朝起きて、スマホを確認すると

0時過ぎに木兎さんから"オヤスミ"ってゆうメールが入ってて、
慌てて"おはようございます"って送ったけど返事は来なくて、
慣れ慣れしいかなと思って後悔してると
お昼休憩中に
"唐揚げが好き！"ってメールが来て

唐揚げ…今度たくさん作ろうって決めた。