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治「Aちゃん今日ちょっと残りな」
『はい!わかりました!』
治「ニヤニヤ…何でか聞かへんの?」
『え…なんでですか?』
治「まぁ楽しみにしとき」
『え?!気になります…』
え、なになに?
普通に残業じゃないんですか?
………………
寺「お疲れさん〜お先!」
『寺田さんお疲れ様でした!』
寺「Aちゃん帰らへんの?」
『今日は私残りだそうで…』
寺「ん?そうなん?頑張って!」
私だけなんだ居残り。
ガラッ
木「ただいまー!!!」
ん??
侑「ぼっくん!ただいまって家かい!!」
日「おにぎり早く食べたいです!!」
木「腹減ったなー?日向ー!!」
日「はい!木兎さん!!」
『あ…え…///』
木兎さんだ
木兎さんだ
木兎さんだ!!!
木「あ!!Aちゃんいたの?!」
『こんばんは!///』
侑「なんやサム、A残しといてくれたんか?優しいとこあるやん」
治「お前らの為ちゃうわ。Aちゃんの為や」
『なんでですか///』
治「最近いつ来るやろってそわそわしてたやろ?バレてんで」
そう耳打ちされて、顔が一気に熱くなった。
きっと治さんは私が試合の日に木兎さんのTシャツを買ったこともあって、木兎さんに会いたがってるって思ってくれてたんだ。
間違ってませんけど…!!
木「Aちゃん見て見て?日焼け!した!」
Tシャツを捲って、
思いっきりTシャツ焼けをしてる腕を見せられる。
『合宿野外だったんですか?バレーって室内ですよね?』
木「ロードワークとかでも焼けるし、あとビーチバレーもしたんだ!!」
『へえ!ビーチバレー楽しそうです!』
木「今度一緒にやる??」
さすがにそれは!おこがましい!
笑って誤魔化しておいた。
侑「AA、ぼっくんな、合宿中ずっとAちゃん元気かなぁって呟いてたで」
『え?私ですか?嘘ですよね!』
侑「ホンマやで?ぼっくんAのこと絶対好きやで」
だから…彼女いるのに!!
『それはありがたいお話ですけど』
木「ツムツム?!何Aちゃんとコソコソしてるの!!」
侑「ああ?うっさいな…俺とAは仲良しなんや」
木「呼び捨てやめて!!」
侑「ぼっくんも呼び捨てしたらえーやろ」
木「ムリムリムリ///」
また無理って連発。
それ意外と傷ついてますよ?
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作者名:z | 作成日時:2021年5月9日 1時