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治「Aちゃんお待たせ」
『いえ、そんなに待ってないです!』
今日はMSBYの試合。
お店は寺田さんに任せて治さんと見に来た。
治「なかなか良い席用意してくれたんやな。ぼっくんに感謝やな」
『はい、楽しみです』
治「Aちゃん見に来るし、ぼっくん気合い入っとるやろな〜笑」
『そんなはずないですよ〜。あの人彼女いますよ!』
治「?そうなん?」
『はい!私見ましたもん、マンションの前で』
治「へえ…初耳やな。隠してるんかな」
『あー…そっか。プロとかだと週刊誌に載っちゃうかもしれませんもんね…』
治「せやな」
治さんと話してると時間はあっという間で
会場が暗くなるのと同時に選手紹介が始まった。
今日はホーム試合で、MSBYの紹介は派手。
次々と紹介されていく中、
侑さんが紹介されて、片手を上げて堂々と入ってくる。
そして次に12番の木兎さんが呼ばれて会場内は大きな歓声。
ワーキャー言われていた。
治「人気やな」
『はい』
治「見てみ、あのドヤ顔…」
『ふふっカッコいいですね』
黒のユニフォームを纏う木兎さんは
今まで見た2回よりも、かっこよく見えた。
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作者名:z | 作成日時:2021年5月9日 1時