王子様はヴァンパイア (ページ2)

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変わり始めた生活ページ2

ガタンゴトン

電車に揺られている私、

通学は電車＆自転車

朝家を出るのは６時、

結構早いけどもうなれたものだった。

人ってこんなにもなれてしまう動物なのだと知ったところだ。

この間から続く不穏なニュースは未だに続いていて、この世の中ではみんなマスクをするようになっていた。

それは、やっぱりあの事件が長く続いたからであった。

「何かのウィルスではないか？」

「病気だ！」

「これは移る」

というなんだかよくわからないことが広まっていった。

今日は、私の住む街で１０人、

一日では少ない方であった。

母「A、ちゃんとマスクしてきなさいね
危ないから絶対外しちゃだめよ」

私の母はとても優しいが真面目で、しっかりしていて、お弁当だって毎日作ってくれる。

体調には一番気をつけてくれていた。

そんな母に適当な返事をして家を出た。

今日はまた、演奏会がある。

最近人気のアイドルの曲と、JPOPメドレー、そしてアンコール。

しかも電車で部員みんなで行くらしい。

アンコールまで吹くなんて、どんなにお人好しな高校だろう。
現地解散で、美味しいものを食べに行こうと思ったが、
自分の方向音痴を思い出し、おいしい食べ物は昨日のうちに断念していた。

学校から電車まで３０分

電車に乗って１０分、

そこから会場まで歩いて15分

私は、なれないローファーで通算４５分歩いていた。

会場についた私は、一番はじめに私の体の異変に気づいた。

異様に足が痛かったのだ。

先輩「A、お前変な歩き方してるけど大丈夫か？」

私はあまりの痛さに耐えられず、

消毒をしてもらったあと、大きめな絆創膏を貼ってもらった。

※ゆうか先輩は自分のパートの先輩

ゆうか先輩「なんでこんなになってるの！？すんごく痛そう」

A『あははー、本に迷惑かけてすみません。』

ゆうか先輩「ほんとに大丈夫？まぁ、お大事に〜」

優しい先輩に助けられて私はまた、楽器の準備に取り掛かった。

〜演奏後〜

楽器を学校に戻し、運んだあとやっと帰ることができた。

※るかは同じパートの友達

私達は帰り待ちをショートカットするためにつかっているみちをとうりながらあるいている