公開"嘘"恋愛。〔男主〕 (ページ8)

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無理なお願いをされて、後戻りもできなくなった、
これからどうすればいいか...

考えられるわけないでしょ！？

あんなに大勢がいる場で、

男が男と付き合ってるって大公開されて、

それがもう広まりまくってる。

案の定、ユンギの耳にも届いていたわけで。

YG「お前...なんで早く言ってくれなかったんだよ！いつでも相談乗ったのに。俺とお前ってそんなくらいの関係だったのかよ！！」

何故かキレられる始末に。

『いや、ユンギ聞いて？』

YG「どうせ今こうやって話すのも面倒なんだろ。
さっさと彼氏のとこ行けよ。」

いやユンギ重い！！

なんか変に元カノ感がすごい。

あぁもう全部キムソクジンのせいだ！！！

放課後会う時に全部終わらせてやる...

今日の授業が終わって、急いで玄関に向かう。

明らかにいつもとは違う視線が僕に刺さってくる。

すると向こうから、
いかにも爽やかイケメンといった感じでキムソクジンが走ってくるのが見えた。

『あの、話あるんでsJN「A遅い！結構待ってたんだよ？早く帰ろ？」

昼休み同様、
腕を掴まれたあと、今度は手を握ってきた。

しかもしっかり指を絡ませた状態の。

さすがにこれには恥ずかしさと動揺を隠しきれなくてずっと下を向いてしまった。

JN「もうそろそろいいかな」

それを合図に手を離した。

『やめましょう。嘘つくのよくないし、僕こんなんだったら学校なんてもう来れないです...』

JN「だめ。今、僕には君が必要なの。
それに、これだけみんなに広まっておいて、嘘でした、なんて言えないでしょ？」

もっともな答えに何も抵抗できなくなる。

JN「それと、これからは僕のこと、"ジンヒョン"って呼んで？」

顔を近づけられて、ほら、とすごい圧をかけてくる。

『ジン、ヒョン...』

圧に押されて、自然に答えてしまった。

明日からはそれでねと言い、手を振りながら去っていった。

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