4話 ページ4
「うーん、分かった、じゃあ歩いて行こう」
『…そんなにあっさり？いいんですか？』
「別にいいよ、その代わり疲れるけど文句言わないでよ」
『は、はい』
意外だ…この人、優しい心は持っているよう。
人のアイスを強奪したり、なんか15歳でバイク乗ってるのに…
意外すぎる。
前をスタスタ歩くイケメンくんを不思議に思いながら公園を後にした。
ーーー・・・
場所は変わり街中
『そこのお店美味しんですか？』
「うん、美味しいよ」
『へー、それは楽しみです』
ほんといい人だなこの人
アイスあげただけなのに焼肉って
……お金大丈夫？不安になってきた…
だって同い年だよね？
私なんか残金で買えるのはガムくらい、虚しい。
心配だ。
「なに1人で百面相してんの？(面白い顔)」
『ごめんなさい、面白い顔で』
「ん？べつに面白いなんて言ってないけど」
『え、あ、すみません。てっきり面白いって言ってるのかと』
またやった…。
うっかりレベルじゃないよこれ。
テレパシー
他人の精神に接触する能力。人の思考を読み取ったり
自分の考えを声に出さずに伝えることが出来る。
この能力は持ってる能力の中で1番厄介だ。
相手が考えてることがわかるのは非常に便利なんだがさっきのように意識してないことまで読み取るためついつい返事をしてしまうことが難点。
しかも読み取れるのは時々。
何故か知らないが毎回読み取れる訳では無い。
だからほんとに厄介だ。
どうにかしたい能力ナンバー1かも。
意識すれば毎回読み取れるが、無意識はどこまで読みっとってるか理解不能。
実際やった事ないし、試してみる価値はあるとは思うがやろうとは思わない。
『はあー』
「なに？やっぱり寿司が良かった？」
『いえ、焼肉がいいです』
「そう？ほら着いたよ」
『結構近かったですね』
「うん、俺その理由もふまえて気に入ってる」
『そうなんですか…え、ここ？」
「そう、ここ」
『え、ここ…大人の店、ってやつですよね？』
「そうだよ」
『あの…焼肉…え？その前に未成年じゃ』
「焼肉がいいんだろ？だからここ」
『焼肉ですよ？大人のお店に焼肉なんてあるんですか？』
「なにいってんの？ないに決まってるじゃん？」
『？』
「じゃ入ろ(内心：焼肉焼肉〜)」
どういうこと？
本人はちゃんと焼肉食べる気だ。
ここって外見は大人のお店だけど内装は焼肉屋…？
…ないな、絶対そういうお店だ
前言撤回。
イケメンくんは変人くんのようです
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ぷっちょ(プロフ) - なのはさん» あれ…もしかして自然と斉木くんによせている？笑コメントありがとうございます！ (2021年10月12日 0時) (
レス) id: 7208894a38 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - ケンチンの刺青はレックウザ☆なんか斉木くんみたいな夢主ちゃんだな… (2021年9月3日 11時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - カナさん» ありがとうございます！私も最近似てきたなって思ってきてます笑でもあんな神作と似てると言われて凄く嬉しいです！ (2021年6月20日 19時) (レス) id: 7208894a38 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - あ、好きです!!!!なんか斉木楠雄の災難みたいですね！ (2021年6月20日 16時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - がりがりくんさん» ありがとうございます！お褒めの言葉嬉しすぎます！！これからも大好きと言っていただけるよう頑張ります！ (2021年6月14日 20時) (レス) id: 7208894a38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷっちょ | 作成日時：2021年5月10日 22時
