26話 ページ27
「ごめんなさい！！私勘違いしちゃって…」
「いいよ別に。すげえビンタだったなぁー」
「すいません！」
その後、可愛い女の子…ひなさんの誤解はとけビンタのお詫びを受けていた。
初めて会ったマイキーくんにビンタ…なんて恐ろしい
「ひなもう行くね」
「え、デートは！？」
「今度でいいよ！せっかくお友達が遊びに来てくれたんだし！」
笑顔でそう言うとひなさんは学校に入っていった。
いい子だなー
『というか、たけみっちくんはひなさんとお付き合いされているんですか？』
「え！？そ、そんな…感じ…です」
『ほほう、あんな可愛い子と付き合うとはたけみっちくんも隅に置けませんね』
「え、えええ！？いや俺は」
アタフタしているたけみっちくん。
かなり動揺しているよう。初心だ。
「そんじゃあ行こうぜ！」
「え、どこにですか？」
『私も聞いてないです。というかそろそろ解放してくれませんか？』
「河川敷にでも行くかぁー」
「お！いいじゃん！たけみっち！自転車こいでよ！俺後ろに乗るからさ！」
「え！？俺がっすか！？」
『あの無視しないで貰えます？』
「じゃあAは俺の後ろなー」
『はぁ…分かりました。事故だけは起こさないでくださいよ』
半ば諦めで私はドラケンさんの自転車に乗る。
ほんと、何してんだ私。
ーーー・・・
夕日が沈む中、私たちは河川敷で自転車に乗っていた。
ゆっくり進む景色を眺めるのはとても癒される。
「あの、マイキーくん！そのなんで俺の事なんて気に入ったんですか？」
「くっだらねぇ質問…」
「す、すみません」
「…俺10個上の兄貴がいてさ〜ﾀﾋんじまったんだけどね…」
マイキーくんのお兄さん…か。
会ってみたかった、気もする。
ﾀﾋんでしまったのならそれは無理だけど。
「無鉄砲な人でさ、自分より全然強いやつにも平気で喧嘩挑んじゃうの」
「へえ、かっけえ人だったんですね」
「たけみっち兄貴に似てる」
「へ！？そんなかっこよくねーっすよ！どこをどう見たら？」
「確かにたけみっちみたいにダサくねぇな」
「それは酷いっす」
彼らの顔は後ろからは見えないけれど、どこか楽しんでいるように私は感じた。
ーーー・・・
自転車を降り、土手から沈む夕日を静かに眺める。
「今って不良がだせぇって言われる時代だろ？」
確かに世間的にはかなり煙たがられている。
誰しも偏見を持っているだろう。
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ぷっちょ(プロフ) - なのはさん» あれ…もしかして自然と斉木くんによせている？笑コメントありがとうございます！ (2021年10月12日 0時) (
レス) id: 7208894a38 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - ケンチンの刺青はレックウザ☆なんか斉木くんみたいな夢主ちゃんだな… (2021年9月3日 11時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - カナさん» ありがとうございます！私も最近似てきたなって思ってきてます笑でもあんな神作と似てると言われて凄く嬉しいです！ (2021年6月20日 19時) (レス) id: 7208894a38 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - あ、好きです!!!!なんか斉木楠雄の災難みたいですね！ (2021年6月20日 16時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - がりがりくんさん» ありがとうございます！お褒めの言葉嬉しすぎます！！これからも大好きと言っていただけるよう頑張ります！ (2021年6月14日 20時) (レス) id: 7208894a38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷっちょ | 作成日時：2021年5月10日 22時
