末澤誠也と恋してみる？ (ページ6)

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カフェのお兄さんページ6

末「ご注文お決まりですか？」

『カフェラテひとつお願いします』

末「...ホットですか？」

『ホットで、お願いします』

最近、会社の近くにカフェができた。

会社に近いからという理由もあるが、ほかの理由がある。

店員の末澤さんがかっこいいからだ。名前は名札で知った。

ちょっと気だるげで、客の方ではなくレジの方を見ながら接客している。

そんなところもまたいい。

末「お釣りとレシートです、後でレシートの裏見といてください」

『？はい』

末「カフェラテでお待ちの方ー」

『あ、ありがとうございます』

末「...いつもありがとうございます」

『え？』

末「いつも来てらっしゃるんで」

『覚えてくれてたんですね笑』

末「お綺麗なんで笑仕事頑張ってください」

『え？！あ、ありがとうございます』

末澤さんが私のことを覚えていてくれた。その事実が嬉しかった。

『さすがにチャラすぎる、、けどかっこいい、、』

末澤さんに貰ったレシートの裏を確認すると、電話番号が書かれていた。

恐らく末澤さんの電話番号だろう。

『結構嬉しいかも、』

家に帰ったら電話かけてみよう。仕事終わりの楽しみがひとつ増えた。