今日:11 hit、昨日:91 hit、合計:100,185 hit
小｜中｜大
「もしかして白永さん…？」
振り返ると、この進学校の高等部の制服を着た女子生徒たちが立っていた。
「やっぱり白永さんだ！前髪伸ばしてるの？」
「最後に会ったのは中学の卒業式だよね？懐かし〜！」
「隣の人ってもしかしてボーダーの嵐山隊長！？」
白永はいつも通り表情を変えずに黙りする。
「…白永さん、もしかして体調悪い？
いつもみたいに…
、
、
、
、
、
、
笑顔 じゃないけど…？」
91 三門市外 ページ42
.
_嵐山准side_
翌朝俺と白永は電車に揺られていた。
そう、忍田さんが許可を出してくれたのだ。
今俺たちは「白永に関係ある場所を回れ」と迅に言われた通り、白永が通っていた中学校へと向かっている。
白永は2年前まで中学受験で合格した三門市外の中高一貫有名進学校に通っていた。
その話はボーダーでも有名な話で、高校を三門市の進学校に決めた時はとても祖父母に反対されたらしい。
『朝早くからすみません。私が通ってた中学、三門市から大分遠くて…。』
休日なのに人の多い電車の中で白永は謝る。
嵐山「気にしなくていい、俺が好んでやっているだけだ。それに俺は白永のことをあんまり知らないからな。この機会で白永をもっと知れたらいいなと思っている。」
『…そうですか。』
それから電車に揺られ1時間。
白永が通っていた中学の最寄り駅へ着いた。
『こっちです。…目的地まで10分程歩きます。』
俺は白永の案内で歩き続けた。
そして目的地に到着。
白永の中学は中高一貫有名進学校ということもあって、とても大きな校舎だった。
そんな校舎を敷地外から見ていると、後ろから声をかけられた。
振り返ると、この進学校の高等部の制服を着た女子生徒たちが立っていた。
「やっぱり白永さんだ！前髪伸ばしてるの？」
「最後に会ったのは中学の卒業式だよね？懐かし〜！」
「隣の人ってもしかしてボーダーの嵐山隊長！？」
白永はいつも通り表情を変えずに黙りする。
「…白永さん、もしかして体調悪い？
いつもみたいに…
、
、
、
、
、
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 325人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
設定タグ：ワールドトリガー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：満月 | 作成日時：2022年6月21日 0時
