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シールドを張るのを止め、私は
すると狙撃班の方に米屋と烏丸が相手をしていた新型トリオン兵が行った。
こっちは新型トリオン兵が少なくなり、黒トリガー使いに集中出来るが、狙撃班は大丈夫だろうか…。
まあ今は目の前の敵に集中…！
狙撃班のおかげで黒トリガー使いの体には穴が目立つ。
生き物の形の弾の追加はもうほとんどない。
…あともう少し！
？「…「勝負は決まった」と思っている顔だな。」
その瞬間、辺りに散らばっていたトリオンキューブが黒トリガー使いの体の穴を元通りにした。
出水「おいおい…、反則だろ…！」
？「無駄骨だったが健闘したな、玄界の射手。」
私と出水の方へ弾が向かってくる。
そんな時私は考えてしまった。
私の相手は黒トリガー使い。
この弾を避けて攻撃を続けるべき？
それとも足が使えない出水を守るべき？
動きが止まった私は出水に腕を引っ張られ、弾が当たらない少し遠くへ飛ばされた。
私は急いで出水の方を見たが、もう出水の身体はキューブになる直前だった。
出水「忍田さんに命令されたんだろ？人型近界民の相手をしろって。なんでおれを助けようとすんだ…よ。」
そして出水はトリオンキューブになった。
私は慌てて、トリオンキューブになった出水に近寄る。
また私は両親と友人のように目の前の人を助けられなかった。
あの時とは違い、今は"トリガー"という力があったのに。
『…出水、ごめん…なさい。』
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作者名：満月 | 作成日時：2022年6月21日 0時
