オモウママニ。２ (ページ15)

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それは昼休みの出来事だった。

《門発生！門発生！大規模な門の発生が確認されました！警戒区域付近の皆様は直ちに避難してください！》

私は食べていたサンドイッチを急いで飲み込み、不安を表し始めたクラスメイトに言った。

『なるべく基地から遠くに避難してください。【トリガー起動(オン)】』

教室の窓から飛び降りた私に続いて、同じ学校に通うボーダー隊員が飛び降りてくる。

忍田《A、聞こえるか。おまえは警戒区域内のトリオン兵を徹底的に倒してくれ。》

『白永了解。』

私はグラスホッパーで近くのトリオン兵の場所まで移動する。

『何このトリオン兵…。新型？』

目的地にいたのは見たことのないトリオン兵だった。

その新型トリオン兵は私に襲いかかる。

『【旋空弧月】！！！』

新型トリオン兵は真っ二つに切れて倒すことが出来たが、普通のトリオン兵との違和感を覚える。

…この新型、戦闘能力が高い。