【 p.8 】 ページ8
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恵理香「で？何があったよ？」
お昼休み。
いつも以上に授業に集中してやろう、めちゃくちゃ話を聞ける子だという印象を先生に(�盒兇�んに)植え付けようと意気込んで頑張っていたつもりが、それを意識しすぎたあまりに私は空振りしまくった。
茉玲奈「いつもはえりのんが先生に目つけられてるけど、今日はAにばっか目行ってたよね」
恵理香「そうそう。おかげで私は自由に寝れたからいいんだけどさ、……何があったよ？」
どう考えても変だよねえ。いつも変っちゃ変なんだけど、今日は変の度合いが違ったよねえ。
なんて話しながらお弁当を食べている二人を前に、私も卵焼きを飲み込んで、すう……はあ……と深呼吸をした。
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「友達に、友達になったの！�盒兇�んと！」
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改めて声に出すとなんだか照れくさくて、自然と頬が緩んでいくのを感じながら二人からの反応を待った。
茉玲奈「へえー、よかったじゃん」
…………ん？
恵理香「うん、よかったじゃん」
…………あれ？
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もっとこう、え？！？！？�盒兇�んと友達になれたの！？！？！みたいなリアクションにならないの？なんで？え？なんで？
恵理香「なんか、Aってさ？
�盒兇�んをアイドルだと思ってるよね？」
「と、言いますと……？」
茉玲奈「�盒兇�んと友達になるって難しいことじゃないよね〜ってこと」
「は、………え？いやいやいや。え？めちゃくちゃ難しいかんね？あの�盒兇�んと友達だよ？あの天使で、可愛くて、かっこよくて、みんなの注目の的で、キラキラ輝いてる�盒兇�んと握手して友達に……」
恵理香「そういうとこだよ、アイドル扱い」
茉玲奈「え、ていうか握手したん？」
「した！もう一生手洗えない人の気持ちがわかった！洗ったけど！」
やっぱオタク気質よなあ。と私をジト目で見ながらもぐもぐ食べるえりのんと、まあ確かになあ〜と納得するまれお。
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「ただの恋する乙女なはずなんだけれども……」
そんなに私はオタク気質か？そこまで私、アイドルを追ったりしたことないのにな。おかしいな。
茉玲奈「乙女って書いて、オタクって読む」
恵理香「あー！恋する
あれ？…………オタク決定なの？私。
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時雨 桃(プロフ) - 海ちゃんの弟みにキュンキュンしながら読んでます( *´艸｀)更新楽しみにしてます！お身体に気を付けて下さいませ！ (2021年10月18日 16時) (
レス) id: ae4e9ffc84 (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - かいとんさん» わあーーーー！！わざわざご感想？コメント？本当にありがとうございます；；すごく糧になりました。そして、大変長らくお待たせ致しました……！かいとんさんに笑ってもらえますように！キュンキュンしてもらえますように！ (2021年10月18日 3時) (レス) id: da3f129d26 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 凄く面白くて可愛くてきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2021年10月4日 1時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つき | 作成日時：2021年9月9日 15時
