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高校一年生、春。
私は、桜もビックリするぐらい綺麗で可愛らしい人に恋をした。
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最初は、同じクラスの�盒恭た佑箸い�人物が気になる程度だった。
シンプルに、顔が好き。雰囲気が好き。なんか、よしよし〜！って頭をわしゃわしゃ撫でて可愛がりたくなるあのオーラが個人的には堪らなかった。
それを「恋」と認識したのは四月の中旬ごろ。
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恵理香「ねえ、今日カラオケ行こうよ〜」
「あー、ごめん、今日バイト。」
恵理香「うわ。高校生になってすぐバイト詰め込んでんなあ」
茉玲奈「早速バイト人間か〜？」
小学校からの仲である恵理香(愛称:えりのん)と茉玲奈(愛称:まれお)と「早速バイト人間だよ」なんて話しながら、ふと窓から見える中庭へと視線を移す。
…………�盒兇�んだ。
三秒以内にそう認識できた気がする。
何してるんだろ？って気になって、前を歩き続ける二人を確認してから立ち止まると、なにかの種を撒いている様子がくっきりと見えた。
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海人「おし。………早く大きくなってね、ヒマワリちゃん」
ああ、一階で良かった。北棟が中庭に近くて良かった。
外見はもちろん、話し方からも可愛さが溢れてる�盒兇�んにどうしようもなく母性本能を擽られていた私は、これがきっかけでハートの矢が胸に突き刺さった。
植物に関心がある人、植物にも優しい人、植物に話しかけちゃう人、�盒兇�んに新たなイメージを抱いては胸がキュン、と可愛らしく音を立てる。
胸キュンポイントおかしい？そんなの個人の勝手じゃんね？
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恵理香「なあーーーーに見てんの！！」
「あっっっっ！？！」
かわいくてしょうがない天使を真っ直ぐ見つめていると、急にえりのんが耳元で大きな声を出すから思わず大きな声をあげてしまい、
やばい、バレる。
そう思ったときにはもう、時すでに遅し。
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海人「あ…………」
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バレた。�盒兇�んに、見てることがバレてしまった。
「ご、ごめんなさい！えっと、えっ、ごめんなさい！」
この時の私は本当に、面白いぐらいテンパっていたと思う。
その証拠に、えりのんとまれおはお腹を抱えるぐらい爆笑しながらその場を後にする私を追いかけてきていたから。
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時雨 桃(プロフ) - 海ちゃんの弟みにキュンキュンしながら読んでます( *´艸｀)更新楽しみにしてます！お身体に気を付けて下さいませ！ (2021年10月18日 16時) (
レス) id: ae4e9ffc84 (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - かいとんさん» わあーーーー！！わざわざご感想？コメント？本当にありがとうございます；；すごく糧になりました。そして、大変長らくお待たせ致しました……！かいとんさんに笑ってもらえますように！キュンキュンしてもらえますように！ (2021年10月18日 3時) (レス) id: da3f129d26 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 凄く面白くて可愛くてきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2021年10月4日 1時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つき | 作成日時：2021年9月9日 15時
