間違えってなんですか ページ7
結城side
試合が終わった後
外にある水道で顔を洗っている時
「結城」
懐かしい声がした
結城「牛島さん、、、」
少しの沈黙が流れる
牛島「試合に出れずに
出たとしてもピンチサーバー
なぜわざわざ自分の力が発揮できないところへ行った
今こっちに戻って来れば
お前は間違いなくスタメン入りだ 」
結城「えっと、、それは
俺が青城に入ったことは間違いで
今から白鳥沢に転入しろってことで解釈していいんですかね」
牛島「そうだ
今現在間違いなく強いのは白鳥沢だろう
それはお前でもわかっているはずだ」
どこからの自信ですか、それ
結城「絶対に勝ちが保証されたチームなんてないです
俺は俺がやりたいバレーをしたくてここにきました
俺は青城にきたことを全く後悔なんてしていないし
青城の正セッターでなくても
少しでもチームに貢献してそれで青城が勝てるのなら
喜んでその仕事をやります
転入の話、
ありがたいですがお断りします」
ペコっと頭を下げて体育館へ戻った
結城「はぁ、趣味悪いですよ
及川さん」
及川「気づいてた？」
俺と牛島さんが話してる時
死角で聞いてたの気づいていた
結城「盗み聞きなんて悪趣味ですね」
及川「出くわしちゃったんだからしょうがないじゃん！」
少しの沈黙が流れ
及川「ありがとう」
及川さんはそれだけ言って
体育館へ入っていった
俺はその言葉の意味がよくわからなかった
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作者名：Rei | 作成日時：2018年9月21日 22時
