練習試合 ページ6
結城side
いやと願っても時間はたつもので
体育館には高校生とは思えない王者の貫禄とやらを身に纏った奴らが
青葉城西体育館に入って来た
結城「あー、やだ」
及川「集合〜」
及川さんの声が響き
白鳥沢の前へ整列した
俺の目の前には
白鳥沢正セッターの人が立っていた
「「おねがいしゃあす!!」」
試合は始まったが
俺は正セッターじゃないためベンチ
ちなみに国見も京谷さんと変わってベンチへ
京谷さんはエンジンがかかればすごい人なんだろうけど
調子が悪い時はとことん悪い
結城「及川さんナイッサー」
及川さんサーブもすぐに上げてしまう白鳥沢は末恐ろしい
矢巾「結城、コーチが呼んでる」
矢巾さんにそう言われ
コーチのもとへ向かった
コーチ「次のサーブは
お前が入れ」
つまりピンチサーバーということか
結城「はい」
金田一のブロードが決まり
俺は金田一と交代してエンドライン位置に立った
ボールの感覚を確かめる
岩泉「結城ナイサー!」
及川「ナイッサー!」
サーブトスがしっかりと上がり
助走をつけボールを打つと
そのボールはコートギリギリに落ちた
ぱっつん一年生が鷲城先生に喝を入れられている
サービスエースでもう一度打ち
牛島さんのスパイクが決まった
金田一と交代し
コーチと監督のところへ行って
ベンチに戻る
結果2-1で白鳥沢の勝利
予選の時は1セットも取れなかったから
進歩かな
及川「くぁあ!!
ほんっとなんなのムカつくあのウシワカ野郎!」
結城「及川さん
負け惜しみはやめてください恥ずかしい」
花巻「それな」
及川「ムカつくものはムカつくの!!」
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作者名:Rei | 作成日時:2018年9月21日 22時