遭遇３年ズ ページ24
結城side
時は流れ
新しい年が始まった1月1日
家の中では祭り騒ぎで親戚一同が集まり
てんやわんやだ
暇になった俺は
イヤホンをさして
ランニングをしに外へ出た
結城「さっむ。」
そう小さく言えば白い息が出る
数十分走り体が温まって来たころ
目の前から見覚えのある四人組が歩いて来ていた
結城「嘘だろ、、」
俺は近くにあった曲がり角をとっさに曲がろうとしたが
時すでに遅し
及川「はい捕まえた〜」
ニッコニコした及川さんに腕を掴まれた
近くには岩泉さんと花巻さんと松川さんが
ニヤっとしながら俺を見ていた
及川「こんな日にもランニングなんて
オーバーワークに繋がるよ？
これから初詣行くんだけど
Aちゃんもおいで？」
その黒い笑みをしまってください
結城「う、うっす」
いいえということが出来ず
俺はそのまま及川さんについていった
花巻「相変わらずちっせー
身長伸びねぇなお前」
そんな嬉しそうに言われても
結城「これから伸びるんですー」
松川「ユース合宿行って変わった奴らに揉まれて来たか？」
結城「おれ、そこら辺だいぶ間に合ってます」
岩泉「お前休みの日はちゃんと休めよ」
、、、
結城「岩泉さぁぁあん」
岩泉「うぉ」
結城「岩泉さんだけです
おれを心配してくれるのは」
及川「俺も一応心配してるよ！？ねぇ！」
及川さんが言ってることは知らないけど
俺はいま岩泉さんで頭がいっぱいなんです
話しかけないでください
及川「全部声に出てるから！」
松・花「「クククッ」」
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作者名：Rei | 作成日時：2018年9月21日 22時
