合宿1日目 ページ18
結城side
合宿での練習メニューは
さすがユースって感じでupからもう息切れがやばかった
さっき5セットマッチ３セット先取のゲームが終わって
休憩中
先輩にめっちゃ絡まれてます
宮｢宮侑や！同じセッターやから宜しくしてな！｣
特に絡んでくるのがこの宮さん
関西弁が特徴的な
全国No.1セッターと言っても過言ではないこの人は
よく雑誌で見る稲荷崎の選手
あと井闥山の古森さんと話して
佐久早さんともすこーし、ほんとに少しだけ話せた
まだ話してないのは
星海さん
結城「宮さん、宮さん」
宮「んー？」
結城｢星海さんってどんな人ですか？｣
宮｢あー
まだ話してないん？
光来くんはとにかくジャンプ力が凄いで
あと多分光来くんのこと雑誌とかテレビで見たことないんやろ？｣
結城｢はい｣
宮｢メディア嫌いらしいで
元也くんがいーよった
まぁ1階話しかけてみたらええよ｣
そう言って宮さんは影山のところへいってしまった
次の試合へ移り
俺は星海さんと同じチームになった
星海さんの最高到達点が未だわからないまま
試しに岩泉さんにあげていたようなトスを上げた
しっかりとそれを打ってくれたのだが
星海「低い！
俺の身長低いからって馬鹿にしてんのか！？」
ってキレられた
結城「すみません、そんなつもりはなかったんですけど」
古森「光来くん、Aくん今のトスが光来くんに上げた初めてのトスなんだから
そんな怒んないで」
ニコニコしながらその場は古森さんが納めてくれた
その試合で気づいた
星海さんのジャンプ力は
きっと烏野の日向以上
星海さんはトスを上げていて
楽しくなる選手だった
試合が終わり
星海「トスよかった」
そう言ってもらえた時は
優しいって素直に思ったし
嬉しかった
そんな感じで
初日の練習は終わった
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作者名：Rei | 作成日時：2018年9月21日 22時
